パートナーとの境界線がしっかり引けるようになった話（私のヒプノセラピー体験談）
2022年4月より、ヒプノセラピストとしての活動をスタートし、現在モニタークライアントさんにセッションを提供させていただいています。
ヒプノセラピーの素晴らしさをもっと伝えたい
という思いがあるのですが、なかなか言葉で伝えるのが難しく。
ということで、今回は、私自身が受けたヒプノセラピーの中で、最もインパクトのあったものの一つについて、書いてみたいと思います。
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この体験談は、私がヒプノセラピスト玉依真乙（たまりまお）さんから受けたセッションを元に、私の記憶に残っている内容を書き起こしたものです。私の記憶が曖昧な部分もあるため、セッションの内容を完全に正確に記せているわけではない部分もあります。その点ご了承ください。
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パートナーシップにおける私の課題
元々、人に対する境界線が薄い私。
相手の身に起こった事を、自分ごとのように感じて、共に喜怒哀楽を感じやすい。
相手が身近であればある程
特に、パートナーとの間で
相手と自分の間の境界線は薄くなり、感情面で一体化しやすいという傾向があります。
それが良い方向に影響する場合はまだ良いのですが、
相手が苦しんでいる時、悲しんでいる時等、ネガティブな感情を抱いている時に、
一緒にそのような感情を感じてしまうだけではなく
場合によっては
こうなってしまったのは、私のせいでもあるかもしれない。
私がもっと何かしてあげれば彼はこんな状態にならなかったのかもしれない。
と、必要以上に、
相手の状態や感情を、
「自分のせいかもしれない」と勝手に引き受けてしまう傾向がありました。
今回は、ヒプノセラピー（前世療法）を受けて、
パートナーである夫に対する境界線がしっかり引けるようになった私の変化について書いてみます。
なんとなく、受けたいなと思って受けたヒプノセラピー
2011年に、当時お付き合いをしていた婚約者との婚約が破綻になり、かなりショックを受けていた私に一筋の光を照らしてくれたのが、私が初めて受けた前世療法でした。
あれから9年経ち、2020年の年末、なんとなくまた受けてみたいなぁと思い、ヒプノセラピーを受けに行きました。
ヒプノセラピーには色々な種類（前世療法、年齢退行療法、悲嘆療法、GIFT）があるのですが、当日まで何を受けるかも決めていなかった曖昧な状態。
なんとなく、
「前世療法にします」と決めて、
事前カウンセリングを受けました。
自分のその時のテーマはなんとなく「仕事」と思っていたのですが、
彼女とのカウンセリングの中で、不思議と話題はパートナーシップの事になり。
想定外の方向で話が進み、
「パートナーシップは上手くいってるんだけどな～」
とちょっと不思議な感覚になりました。
そして、前世療法で見たのは・・・
彼女の誘導瞑想に導かれ、イメージとして出てきた前世。
それはモンゴルのようなイメージの広い草原。
そして、私は、その当時行われていた何らかの戦いで軍を率いるリーダーのような存在の男性でした。
その時、
私の相棒的な存在でともに戦っていた男性が、今の夫でした。
はっきりそう感じました。
その人の顔つきや風貌ははっきりイメージできなかったのですが、醸し出すエネルギーで、
「あ、（今の私の）夫だ」
と分かった感じです。
「夫との前世を見る」という意図は全く持っていなかったので、
出てきた事が不思議でした（催眠状態に入っていても、自分の意識はハッキリしています）。
その戦いの結果、私が率いる軍は惨敗。
共に戦った相棒（現：夫）は戦死しました。
セラピストの問いかけで私はどっぷりと催眠状態に入っているのですが、
その時の感情をありありと感じる事ができました。
「あぁ、私のせいで、大切な相棒を死なせてしまった・・・」
「私さえ、しっかりしていれば・・・」
「彼を守ることができなかった・・・」
その後悔と悲しみで、涙が溢れてきました。
その後、亡くなったその相棒（現：夫）の魂と会話をする場面に移りました。
私は、
「自分のせいで、彼を死なせてしまった」
と思っているのですが、
私が受け取った、彼の魂からのメッセージは以下のようなものでした（使っている言葉はうろ覚えですが、以下のようなニュアンスのメッセージでした）。
あなたと一緒に戦うことを自分が望んで自分で決めた
自分なりにベストを尽くせたから後悔はない
だから、あなたは「自分のせい」だなんて思う必要はない
あなたと一緒に戦えたことを誇りに思っている
このメッセージを受け取った時の、なんとも言われぬ「安堵感」を今でも良く覚えています。
そして、また、涙が溢れてきました。
涙の意味はわからないのですが、自然と涙が溢れてきました。
前世を見終わった後は、
セラピストの誘導に沿ってその時の前世の自分の死の場面まで導かれ、
その後、
身体から魂が抜けていわゆる「中間生（ちゅうかせん）」
と呼ばれるところまで行きます。
そこで、その前世で自分は何を学んだのか
やり残したことは何だったのか
今の人生では自分の魂は何をやりにきたのか
これらを振り返ります。
そして、前世での全ての経験を浄化し、
今の自分の人生を歩む力に変えて、
今の自分の人生での最高の未来をイメージし、催眠を解いて戻ってきます。
そして、
今みた前世に対してどう感じているのか、
自分の今の課題にどうつながるのか等を簡単に振り返り、
ヒプノセラピーは終了しました。
（正直、前世から戻ってきた後は、ボーっとしており、何を話したのか全く記憶がありません(^-^;）
前世療法を経て起こった変化
前世療法を受けた直後は、正直に言うと
「何かが変わった！」
と感じることはありませんでした。
が、しばらく経って、夫が大変そうにしている姿を見ても
私のせいかもしれない。
という、いつもの思考は出てこなくなっていることに、
ふと、
そう、
ふと、気が付きました。
夫が大変そう。
でも、それは私とは関係なく、夫の問題。
彼が「助けてほしい」と言って来たら全力でヘルプするけど、彼自身で解決できることを信じて、私は自分の事に集中しよう。
そんな風に思えるようになっていました。
これには本当にびっくりしました。
「私、変わった！」
という実感というよりも、
昔から私はそういう考え方の人（相手の問題と自分の問題を分けて考えることができる人。相手の力を信じられる人）なんだ
という感じでした。
相手の問題を勝手に引き受けて罪悪感を感じている昔の私はそもそも存在していなかった
そんな感覚です。
とても不思議なんですが、
別の世界線にワープしたような、
そんな感覚でした。
ヒプノセラピーで見た前世では
私は夫の戦死の責任を自分のせいだと思い悔やんでいたのですが、
亡くなった彼の魂とのやり取りの中で、
「あなたのせいではない」
「自分なりにベストを尽くしたから後悔はない」
と言われた事で、
私の思い込みのパターンである
相手の問題を過剰に自分ゴトとして受け取って引き受けてしまう
ということが、潜在意識の中で解消され、
相手は相手なりの思いがあること。
どのような状況であっても、相手なりの学びがそこにあること。
上書きされたのだと思います。
ヒプノセラピーは、潜在意識の中にある自分の思い込みを、新たなものに上書きする、という心理療法なのです。
そして、これ以降、
夫とのパートナーシップも以前と比べて軽やかになっていたと感じています（とはいえ、完璧ではないですけどね(^-^;）。
今の自分に必要な事を体験する、それがヒプノセラピー
ヒプノセラピーでは、
何が出てくるのか、その時その瞬間までわかりません。
でも、一つだけ言えることは、
どのようなものが出てきたとしても、
どのような体験だったとしても
今の自分にとって、最善のもの、必要なものが出てくる
ということ。
そして、
ヒプノセラピーの催眠状態で体験する意識状態である＜潜在意識＞は
「自己治癒力」があるので、
その体験を通じて、自分自身であるべき自分の姿に変容していけるということ。
私自身のこの夫との前世療法の体験を通じて、確信が深まりました。
パートナーシップは上手くいっているから、もう癒しは必要ないな
って思っていたのは私の「頭」で考えていたことで
＜潜在意識＞
では
私自身がもっと本来の自分で生きていくために、
パートナーシップに対する必要な思い込みを手放す必要があった
ということなのだと思います。
以上が、私自身のヒプノセラピー（前世療法）の体験談です。
同じヒプノセラピーでも別の手法である
年齢退行療法についても
別記事で体験談を書いています（これまですごかったんです・・・！）。
https://note.com/rie_licht/n/ne2b0595db1ed
・「今の私に必要な癒し」を体験してみたい
・前世がどんなものか体験してみたい
・幼少期の記憶を書き換えたい
という方、ぜひぜひ、モニターセッションを受けてみてくださいね。
現在、通常の半額にてお受けいただきます。
詳細はこちらをご覧くださいね。
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今日もお読みいただき、ありがとうございました＾＾
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