「抱っこしてほしい」を言えたら、甘えること＆甘えられることを許可できるようになった（私のヒプノセラピー体験談）
2022年4月より、
ヒプノセラピストとしての活動をスタートし、
現在モニタークライアントさんに
セッションを提供させていただいています。
ヒプノセラピーの素晴らしさをもっと伝えたい
という思いから
私自身が受けたヒプノセラピー（前世療法）の
体験談を前回投稿しました。
ヒプノセラピーには色々な手法
（前世療法、年齢退行療法、悲嘆療法、GIFT等）
があるのですが
今回は
【年齢退行療法（自分の幼少期の記憶を書き換える）】
を体験した時の話を書きます。
年齢退行療法とは
潜在意識に残っている問題となっている幼児・幼少期の記憶を思い起こし、再体験するプロセスを通して、原因を探り、不要な思い込みや感情・感覚を解放していく方法が年齢退行療法です。
理由の分からない不安や恐怖に駆られている、不定期にぶり返してくる嫌な感情がある、無意識の内にやるべきでないことをやってしまう、などの様々な悩み・問題に対処できる優れた方法です。
今回の体験談は
私がヒプノセラピーを学んだ時の講座で
クライアント役として体験した話なので
本来のヒプノセラピーで
かける時間の半分くらいで行ったものですが
かなりインパクトがありました。
＊＊＊
この体験談は、私がヒプノセラピスト玉依真乙（たまりまお）さんから受けたセッションを元に、私の記憶に残っている内容を書き起こしたものです。私の記憶が曖昧な部分もあるため、セッションの内容を完全に正確に記せているわけではない部分もあります。その点ご了承ください。
＊＊＊
自分の気持ちを上手く伝えられなかった幼少期の記憶
セラピストさんの誘導で催眠状態に入り
浮かんできた幼少期の記憶。
それは、私が4-5歳くらいの時でした。
その時の母は、お腹に弟を妊娠していて
つわりで苦しんでいました。
催眠状態に入り
目の前にいる母に向かって、
「何か言いたいけど言えない」
という感覚がありありとよみがえってきました。
セラピストさんから
「りえちゃん、お母さんに言いたいこと、
言ってごらん」
と促されても、言いたいことが言葉にならない。
（ヒプノセラピーで母との関係を思い出すと、
よく、この感覚が出てきます）
何を感じているのかもわからない。
「無」
の感覚・・・。
しばらく沈黙が続きました。
本当は言いたいことがある。
でも、言葉にするのが怖い。
言葉が出てこない。
催眠状態に入っている私は
そんな感覚をありありと感じていました。
【大人のりえさん】が登場
いくつかのやり取りがあった後
幼少期の私からは言葉が出てこない状況を察して
セラピストさんは
【大人になったりえさん】
をそのシーンに送り込んでくれました。
「りえちゃん、【大人になったりえさん】が
今、目の前にいるよ。
りえちゃんがお母さんにやってほしいこと
伝えたい事、
【大人のりえさん】になら言えるかな？」
と言われました。
・・・すると、母には直接伝えられなかった言葉が、
【大人のりえさん】に対しては言えたのです。
「ママに抱っこしてほしい」
と、
小さいりえちゃんである私は
目の前にいる【大人のりえさん】に
伝えることができました。
そして、目から涙が溢れました。
そこにいる【大人のりえさん】は
小さいりえちゃんとは違い、
何十年も人生を生きて、
色々な経験をして成長した存在。
そして、小さいりえちゃんの気持ちも
わかってくれる存在。
その安心感から
【大人のりえさん】には
思いを伝えることができた小さいりえちゃん。
その後
【大人のりえさん】と小さいりえちゃんは
互いに言葉を交わしていきました（詳細は覚えてません）。
【大人のりえさん】が
小さいりえちゃんに寄り添い、励ました結果
小さいりえちゃんは、ようやく
目の前にいるママに向かって
「ママ、抱っこしてほしい」
と言うことができました。
そう、ようやく。
その当時、4-5歳になっていた私は
母に抱っこをせがむ事はもうなかったのでしょう。
でも本当は甘えたかった。
ママに抱っこしてほしかった。
【大人のりえさん】の存在に後押しされて
ようやく言葉にできました。
そして、また、涙が溢れてきました。
ママの抱っこ
抱っこしてほしい
そう言われたママは、
少しびっくりした様子で
小さいりえちゃんである私を見ました。
そして、ちょっと照れ臭そうに
抱っこをしてくれました。
セラピーの中で
その抱っこされた感覚をじっくりじっくり感じました。
温かい体温、安心感、安堵感。
求めていたのはこの感覚。
そう、小さいりえちゃんは
この感覚をずっと求めていた。
でも、いつしか
それが言えなくなってしまっていた。
寂しかった・・・。
その寂しい気持ちを紛らわすために
5歳になっても
指しゃぶりをずっとしていた。
でも、セラピーの催眠状態で
追体験した幼少期の記憶の中で
小さいりえちゃんは
抱っこしてほしい
とママにちゃんと言えた。
そして、抱っこしてもらえた。
ママの中にりえちゃんへの愛が
なかったのではなく
ママは、りえちゃんへの愛の
表現方法がわからなかっただけ
りえちゃんから
「こうして欲しい」があったから
ママはそれに応えるという形で
ママからりえちゃんへの愛が
表現できた。
こうして
小さいりえちゃんは
ママの愛を感じることができました。
催眠状態の中で
私はその感覚をじっくりじっくり感じました。
小さいりえちゃんは
【大人のりえさん】と一つになり
全ての経験を浄化し、統合されて
催眠から解かれて現実に戻っていきました。
その後の驚きの変化
セラピーを受けた後すぐに
「私変わった！」
という実感は正直ありませんでした。
が、セラピーを受けた数日後くらいに
突然
当時5歳の誕生日を目前にしていた息子が
ママ、抱っこ～
を連呼するようになったんです・・・！！
だいぶ大きくなり、
昔のように甘えることも
少なくなってきた当時の息子。
体重も重いので、
私から抱っこすることもなくなっていました。
が、突如、
ママ、抱っこ～
と言うようになりました。
そして、
ママ大好き、ママ大好き～💛
と連呼するようになったんです。
何か変化が起きた
そう感じました。
潜在意識が変わると現実が変わる
ここからは、あくまでも私の解釈になります。
ということをお伝えした前提で
書いていきますね。
ヒプノセラピーで
今回の幼少期を思い出す前の私は
大切な人に甘えたいのに
甘えることができなかった。
そして、とても寂しかった。
という記憶を潜在意識に保存していました。
ところが、セラピーを受けたことで
大切な人に甘えたい時に甘えることができた。
そして、安心感と愛情を感じることができた。
という記憶に上書きがされました。
それによって、今の私は、
大切な人に甘えたい時に甘えていい
と自分に許可できる私に
変わったのだと思います。
さらに
自分にそれを許可できるようになった
ということは
イコール
他者がそうすることも許可できている自分になった
ということです。
なので
一番身近な存在である息子に対しても
甘えたい時に甘えていいんだよ
という意識に変わったのでしょう。
その結果、それを感じ取った息子が
ママ～、抱っこ～
ママ～、大好き～💛
と言うようになった。
そう、
私の潜在意識（過去の記憶）が変わったことで
他者に与えている無意識レベルでの影響も変化し
その結果
現れる現実も変わった
のです。
潜在意識へのアプローチは
自分の意識のOS自体が変わるので
立ち現れる現実もそれに応じて変化するんです。
【抱っこ】という愛のバトン
5歳近い息子はそれなりに体重もあり、
腰痛持ちの私が抱っこするのは結構大変でした。
それでも、
抱っこできる限り
抱っこをしてあげたい。
スキンシップを通じて
私の愛情をしっかり感じて
安心を感じてほしい。
そう強く願える私がいました。
抱っこを求めてくる息子の気持ちを大切にしたい。
そして、「抱っこしてほしい」という
言葉を受け止めたい。
そして、抱っこしてあげたい。
もう6歳になった息子ですが
今でも
ママ、抱っこして～
と言ってきます。
保育園で抱っこして登園した時に
「もう年長さんなのに、赤ちゃんみたい。変なのー」
とお友達に言われましたが
そんな事気にせず
抱っこしてほしいと言う息子。
私も人の目は一切気にせず
何歳になっても
本人が望むのなら
（私の身体がもつ限り）
抱っこしてあげたい
そう思うのです。
ヒプノセラピーの中で
私の母から受け取った愛のバトン。
それをしっかり受け取った私。
そして、息子にそのバトンを渡していく。
それが今回のヒプノセラピーの体験で
たくさんの涙とともに受け取った
最大のギフトでした。
こうやって書きながら
また涙が出てきました。
このように癒しの体験を重ねることで
どのような自分も
そのまま受け入れていく感覚や
どのような他者に対しても
その人はベストを尽くしているのだと
まるっと受け入れていける感覚を
私は学んでいるのだなぁ、と思います。
このように、ヒプノセラピーでは、
その時の自分に必要な癒しが必ず起こります。
・「今の私に必要な癒し」を体験してみたい
・幼少期の記憶を書き換えたい
・前世がどんなものか体験してみたい
という方。
ぜひぜひ
モニターセッションを受けてみてくださいね。
現在、通常の半額にてお受けいただきます。
詳細はこちらをご覧くださいね。
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