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とりあえず動いてみることにした

居ても立っても居られなくったら衝動に従い、腰をあげよう

その時を長いこと待ち侘びていた

だけどとうとうやってきたのかもしれない

シナリオを書いてみようかな

教室に通っていたのは5年前

とっくに諦めていたんだけど

驚きの体験をした

それは昨年映画館で『ミッドナイトスワン』を鑑賞した時のこと

もっぱら洋画派だから、邦画は約1年ぶり

字幕がない分、集中できるはず

しかし逆だった

気付いたら目の前のシーンを必死に文字起こししていた

しかもセリフとト書きを読み上げている自分の声まで聞こえてくる

映画の世界に没頭しながら、俯瞰で箱の中を見ているような不思議な感覚に陥った

こんなこと初めてで、ずっと引っかかっていた


つい最近『脚本家という仕事』(取材・構成ペリー荻野)という本を図書館でたまたま見つけた

手に取らずにはいられない

名だたる脚本家、プロデューサーがヒットドラマについて熱く語っている

その中で「映画やドラマを見るときに、脚本が浮かんで見える」と語るプロデューサーさんがいらした

それだ、わたしの身に起こったことは

その方は付け加える「脚本家にはプロデューサー目線も必要」だと

シナリオにもう一度挑戦してみようかな

いても立っても居られなくなって、とりあえず向田邦子さんのシナリオを読み返している



憧れの街への引っ越し資金とさせていただきます^^