乗車率

うどんの国にいます。生まれは広島、その後札幌、名古屋を経て現在地。twitter(X)…

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うどんの国にいます。生まれは広島、その後札幌、名古屋を経て現在地。twitter(X) https://twitter.com/riding_rate BOOTH(本を書いています): https://riding-rate.booth.pm/

最近の記事

自分にとっての当然は他の人からみたら希少かもしれないぞ~POOLOJOB 3ヶ月の学び~

 2024年2月末、Facebookを見ていると大学院の後輩がいいねしました!という広告が流れてきた。  「旅を、仕事にしませんか?」どうせInstagramとかTikTokの収益化か運用代行だろうと思っていた。  数日後、同じ広告が流れてきた。気になって開いてみると「トラベルクリエイターとして文章術を学ぶ」とある。これは風向きが変わってきた。文章執筆なら同人誌でさんざんやってきたから、そのスキルが仕事に変わるならこれほどありがたいことはない。とりあえず話を聞いてみることにし

    • 楽しさこそ旅の本質〜なんヴぁさんインタビュー〜

      皆さんこんにちは。乗車率です。 今回は、「旅人インタビュー」としてなんヴぁさんにお話を伺ってみたいと思います。なんヴぁさんは2022年の夏に開催されたコミックマーケット100で『いいまち見聞録』で同人作家デビューされました。 ーー早速ですが、なんヴぁさんが旅に出るようになったきっかけから伺います。 原点といえば、小学生の時に大井川鐵道のSLに乗せてもらったことかなと思います。うちの家族はあまり旅行に出るような家族ではなかったので、家族で出かけるといえば海水浴場に行ったり

      • Twitterの伸びる投稿に備わるものとは

        「だからお前はTwitterをやめろって言ってるんだよ!」 3年前の春、夜の研究室に響き渡った声を今でも時々思い出す。 「乗車率」(@riding_rate)のTwitter(現・X、ただし以下においてもTwitter表記で統一)アカウントは2014年1月に開設してから2024年で丸10年を迎えた。開設当初は高校の同級生ぐらいしかいなかったフォロワーは大学在学中に大きく増え、気づけば3300人である。その中には同期の学生のみならず親族や大学院の先生など乗車率をリアルで知ってい

        • 書くのは趣味、書き続けるのは仕事〜クリエイター講座を受けてみて〜

           トラベルライター養成講座「POOLO JOB」に入って2ヶ月が経った。この講座は「旅」を仕事にするために必要なスキルを学ぶことができる3ヶ月のオンラインスクールだが、宿題が週に2本(12週間で合計24本)のnote記事執筆、それと別に添削が行われる課題が月に1本という内容で社会人と兼業するにはなかなかハードな講座である。ただライティングスキルだけでなくSNSの戦略的な展開など仕事を獲得するための手法は学べることが多い。 本はマラソン、Webメディアは短距離走 さて、私は趣

        自分にとっての当然は他の人からみたら希少かもしれないぞ~POOLOJOB 3ヶ月の学び~

          「ものがたり列車」で四国を再発見する

          「おもてなし」再発見 滝川クリステルさんは東京オリンピック招致の際に「おもてなし」で日本の接待文化を表現した。確かに、「おもてなし」は日本が誇るべき文化の一つであろう。  しかし近年、その「おもてなし」に綻びが見え始めていると感じる。  オーバーツーリズムにより観光地はどこに行っても大混雑、テロ対策により街中のゴミ箱は数を減らし、通りには食べ歩きのゴミが溢れている。2024年問題などで運輸業も人手不足が深刻化し、乗り物の混雑も激しくなった。  しかし、そんな状況とは無縁の場

          「ものがたり列車」で四国を再発見する

          三重県南部って何があるの?

          皆さんは「三重県の南部」という場所にどのようなイメージを持つだろうか。世界遺産にも登録された「伊勢神宮」あるいは「熊野古道」といった歴史を辿る旅もいいし、昨今話題となっている志摩スペイン村で遊ぶのもいいだろう。  しかしここではあえてそういった観光地ではない「ただの港町」を紹介する。これらの港町はリアス海岸沿いに発達した漁師町がほとんどで、万人ウケする場所とは言いがたい。魚や海の香りが苦手だったらあまり楽しめないだろうし、高いところが苦手だったら展望台巡りは厳しい。 南伊勢

          三重県南部って何があるの?

          スマホを捨てよ、旅へ出よう〜心をあらい、心をみがく旅のススメ〜

           趣味を訊かれたとき、大抵の人は「インドア派」「アウトドア派」のどちらかを答える。「旅行」はどちらか、といわれれば、「アウトドア」に分類されるだろう。  しかし本当にそうだろうか?景勝地やホテル・レストランの写真をInstagramに投稿し、旅先のトラブルをXに書き、宿や行き帰りの乗り物ではYouTubeやTikTokを見るのも本当にアウトドアに入るのだろうか?  また最近は「一人旅」がブームだけれど、一人で行って旅先の様子を片っ端からSNSに上げていいねを稼ぐのは果たして

          スマホを捨てよ、旅へ出よう〜心をあらい、心をみがく旅のススメ〜

          旅のマイルール〜乗り物・食べ物・買い物〜 

           「旅に出て何をするか」は人それぞれだけれど、どうせなら当地に行かないとわからないことを知ることができる旅にしたい。そんな考えのもと、私は以下の3つをマイルールとして設定している。時間がなかったりお金がなかったりでいつも適用できるとは限らないけれど、最大限努力はしたい。 1.乗り物:クルマは最小限、公共交通を活用 地方を移動する場合、近くの空港か駅まで行ってレンタカーという人も多いし、数百km以内なら自家用車で行ってしまうという人も多い。しかしクルマは閉鎖的な空間ゆえ自宅の

          旅のマイルール〜乗り物・食べ物・買い物〜 

          パンを与えられたら、本を与えよう

           旅とは、自分の住んでいない場所に住む人から何かを受け取る営みである。移動、宿泊、食事など身の回りのありとあらゆるものを与えられ、私たちは旅をしている。否、正確にいえば旅を「させてもらっている」のだ。  乗り物を運転する人、旅館を掃除する人、食事を作る人、誰一人欠けても、旅は成立しない。やはりそういう人たちに恩返しをしたいものである。  ここでインフルエンサーなら旅先をSNSで紹介することで、より多くの観光客を集めることができる。しかし私たちにはバズらせるだけのコンテンツ力は

          パンを与えられたら、本を与えよう

          旅のかばん考

           旅のかばんと言われてパッと思いつくものといえば、多くの人はスーツケースではないだろうか。実際、持っていくものがたくさんあるなら「これを開けば全て揃っている」というスーツケースは便利な代物である。  一方自分の旅のスタイルは「公共交通を使う」「長距離の徒歩・自転車を厭わない」そして「時間に余裕がない」といった感じなので、速く走れないし片手が塞がってしまうスーツケースはかなり難しい。そして、日常生活で使わないかばんを旅行で持って行くとなると忘れ物の元になりやすい。  そこで今回

          旅のかばん考

          Xの1日3投稿が難しいという人が結構いて実際のところごった煮アカウントを10年運用して累計ポストが12万くらいある人間としてはあまりよくわからなかったけれど、noteのつぶやきを1日3回しなさいと言われると確かにネタに困るのもなんとなくわかる

          Xの1日3投稿が難しいという人が結構いて実際のところごった煮アカウントを10年運用して累計ポストが12万くらいある人間としてはあまりよくわからなかったけれど、noteのつぶやきを1日3回しなさいと言われると確かにネタに困るのもなんとなくわかる

          今日はSNS運用の講義を受けた。インフルエンサーとメディア、どちらになりたいかで運用の方向性が変わるというのが、まさしくインフルエンサーに対して持っていた自分の違和感を言葉にするものだった。自分はやっぱりメディアとして情報を発信していきたいかなあ

          今日はSNS運用の講義を受けた。インフルエンサーとメディア、どちらになりたいかで運用の方向性が変わるというのが、まさしくインフルエンサーに対して持っていた自分の違和感を言葉にするものだった。自分はやっぱりメディアとして情報を発信していきたいかなあ

          乗車率の同人誌紹介①『どうなる?日高本線 根室本線』

          皆さま、こんにちは。 乗車率です。 さて、自分が過去に書いてきた本を1冊ずつ紹介していきたいと思います。 今回紹介するのはこちら。 初版発行が2017年12月ということで、私が初めて一人で書いた同人誌になります。2017年11月からネタは集まっていたので文章を書き始め、1ヶ月ひたすら文章を書きまくっていたら気づけば114ページになっていました。その後内容を整え、印刷所に製本してもらったところ現在の形になっています。 ページ数181ページ、しかもフルカラーです。 当時災害で不

          乗車率の同人誌紹介①『どうなる?日高本線 根室本線』

          noteにもTwitterみたいな機能があるんですね(写真は https://riding-rate.booth.pm/items/5007852 の表紙でボツになったやつ)

          noteにもTwitterみたいな機能があるんですね(写真は https://riding-rate.booth.pm/items/5007852 の表紙でボツになったやつ)

          実質日帰り!?学生にオススメ大分弾丸ツアー

           「学生の温泉旅行」と聞くとどこを思い浮かべるでしょうか。関東からなら草津や伊香保、関西からなら有馬や城崎などが有名です。東京・京都・大阪から近いので学生でも週末に気軽に遊びにいけます。  一方、温泉地として有名なのにどちらからも遠い大分県は学生旅行の行き先としては選ばれづらいです。その理由はやはりアクセスの悪さ。陸路だと本州からは小倉経由になりかなり遠回りで、空港は大分市中心部からバスで1時間以上かかります。単純な距離の遠さに加え、運賃も上がるので学生には敬遠されてきました

          実質日帰り!?学生にオススメ大分弾丸ツアー

          文章を書く訓練を受けます

          皆さま、はじめまして 乗車率と申します。 広島で生まれて高校卒業まで過ごしたのち、北海道の札幌で4年、名古屋で2年半、そして香川で1年半過ごし現在は香川県の田舎に住んでおります。1997年生まれの26歳です。 このたび、POOLO JOB3期に入りました。入った理由としては自分の文章をもっと多くの人に読んでもらいたいと思ったことがあります。すでに文章は書いていますが、よりブラッシュアップできたら幸いです。 【自己紹介】  出身は広島市で、原爆ドームのすぐ近くで高校卒業

          文章を書く訓練を受けます