旅のかばん考

 旅のかばんと言われてパッと思いつくものといえば、多くの人はスーツケースではないだろうか。実際、持っていくものがたくさんあるなら「これを開けば全て揃っている」というスーツケースは便利な代物である。
 一方自分の旅のスタイルは「公共交通を使う」「長距離の徒歩・自転車を厭わない」そして「時間に余裕がない」といった感じなので、速く走れないし片手が塞がってしまうスーツケースはかなり難しい。そして、日常生活で使わないかばんを旅行で持って行くとなると忘れ物の元になりやすい。
 そこで今回は自分の愛用する普段使いができる旅行に持って行くかばんを旅行の期間別に紹介する。

1.1泊以下の旅行

 日帰り旅行あるいは1泊なら、持って行くものは「スマホ、モバイルバッテリー、ケーブル、家の鍵、財布、免許(以上2つはポケットに入れる)」くらいなので、かばんの大きさは最小限でいい。普段使いからそのまま旅に出られるシームレスさが大事なので、自分はこれを使っている。

 ちなみにお遍路の時は、「さんや袋」というかばんに納経帳や蝋燭・線香などあらゆる必要なものを詰め込む。自分がお遍路に行くときは↑のショルダーバッグそのままさんや袋に入れている。20cm×31cmの袋に着替えは入らないので、お遍路の際は着替えは持って行かない。

2. 2泊または3泊の旅行

 2泊以上の場合着替えが必要になる。またiPadやパソコンなどの持ち歩きも必要になることがある。以前は登山用のデイパックを使っていたが、会社に持って行くリュックサックで旅行にも出かけるようになった。

 

3. それ以上の旅行

 大学生の頃「かばんは大きければ大きいほど良い」と思っていた時期があり、その時に買ったショルダーバッグを長期の旅行には使っている。ただ5日分も衣類を入れるとそれだけでチャックが閉まらなくなるのが難点である。

 また、中学・高校の時には登山部に入っており、登山用の70Lのザックも持っている。1週間以上の旅行の場合にはこれも使うけれど、まあ滅多に出番はない。

 幼い頃、旅行となるとたくさん本を持っていったり、あるいはパンフレットをたくさん持って帰ったりと結構荷物を抱えることが多かった。ただ最小限の荷物で行く旅も悪くなさそうだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?