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「9ボックス」という人事評価制度、わがチームメンバーを評価した

「9ボックス」
という、人事の世界では有名な人事評価のしくみがある。

X軸にパフォーマンス(業績)、
Y軸にポテンシャル
をとり、社員を評価し、9つのボックスのいずれかに配置するものである。

GEが導入した制度だが、GE自身はこの制度を既に廃止している。
(廃止を知ったときには驚いた。)

私が勤める会社でもこの人事評価制度を導入している。

自分のチームでも、この制度にもとづき、メンバーを9ボックスに配置した。


最も右上に配置される人が、最も評価されている人である。

わがチーム、20人くらいのなかで、今回、一人、この「スター社員」に配置した人がいた。

最も多くの人が配置されるのは、真ん中である。

「スター社員」でも「コア社員」でもない、その中間で評価される人とはどんな人か?

ひとつは、
「パフォーマンス(業績)が高く、ポテンシャルがまあまあ」の人。

ここに配置した人たちは、
上層部からの指示に対し、迅速に成果を出す。
しっかり仕事をする。
しかし、
「先々を見すえ、今後どうしていけばよいか」
「今の課題を解決するためにどうしていけばよいか」
との提案はあまり出てこない。

もう一つは、
「パフォーマンス(業績)がまあまあ、ポテンシャルが高い」人。

まだ実績はそこまで出ていないけれども、
「この仕事にはこのような課題がある」
「課題に対し、こうしていった方がよい」
などの発言があり、未来を変えていく力を感じる人たちである。

私自身はどうか‥?
「パフォーマンス(業績)が高く、ポテンシャルがまあまあ」かな?
残念ながら‥

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