★シングルマザーの幼少期イギリス滞在記★

3人の男の子を育てている40代のシングルマザーです。ここでは、将来子供たちにも読んでほ…

★シングルマザーの幼少期イギリス滞在記★

3人の男の子を育てている40代のシングルマザーです。ここでは、将来子供たちにも読んでほしいなという願いから、 私が小学6年の夏から突如イギリスの北アイルランドに放り込まれた時の体験を綴っていきたいと思います。

最近の記事

驚きの異文化 ~学校編~

さすが!!日本の学校とイギリスの学校の違い(私が通っていたプライベートスクールだけに限る内容もあるかもしれませんが)。 いくつかありますので、順番にご紹介していきます。 まず、一つ目は、朝学校へ行くと各教室で出席の確認があります。 名前を呼ばれれば、「Yes, sir.(先生が男性なら)」や「Yes, Mrs. (先生が女性なら)」と大きな声で返事をします。 それが終わったら、Assembly Hall、つまり集合館みたいなところに全校生徒が集まります。そして私が驚いたのは

    • いざ、イギリスの現地の学校へ転校!

      ドキドキ…!!そして号泣上の写真は、このnoteの画像挿入機能のところで「Northern Ireland(北アイルランド)」と入力して唯一ヒットした画像です。 思わず「懐かしい…」とつぶやいてしまいました(笑) さて、イギリスのロンドンと言えば、おしゃれな2階建ての真っ赤なバスや品が漂う有名な黒いタクシーがビュンビュン走っていて、素敵な建築物がずらりと並び、人が多くて、そりゃあもう大都会です。 しかし、私が引っ越した先は、都会とは程遠いとてもカウントリーな北アイルランド

      • 時差ボケと戦いながら初・回る中華料理

        なんだ?これが時差ぼけというやつ?最終的目的地に着いた私たちを空港の出口で迎えてくれたのは、優しそうな雰囲気の男性Mさん。父の会社の人で同じく駐在として来ていた人。 「こんばんは~。疲れたでしょう。」 気さくな感じのMさんは、私達のために中華料理店に予約を取ってくれていて、私たちを連れて行ってくれました。 ここでまた初体験。本格中華料理店では大きな丸いテーブルに座り、テーブル中央にある回転プレートの上に様々な料理が並べられていて、欲しい料理を手間に来るまでくるりと回るのだ

        • 初めての国際線の12時間フライト

          いよいよ、イギリスに到着!小学6年生の夏、いよいよ、待ちに待ったイギリスへの移動の日がやってきました。 初めてのロングフライト。日本からイギリスまでは12時間もかかるので、なんと、飛行中はお休みタイムなんてものがあるなんて、その時初めて知りました。フライトアテンダントの方が、途中全窓のブラインドを下げにきて、照明を落とし、暗くするのです。周りを見渡すと、アイマスクをしてブランケットをかぶって寝始める人がチラホラ。 好奇心旺盛である子供の私と弟はもちろん寝るわけありません。

          いよいよ、出発!!の前に

          出発の前に小学6年の春、父から家族全員でイギリスへ引っ越すという我が家の史上初のビッグニュースを受け、出発予定の夏までの間、私は地元の英会話レッスンに放り込まれた。 初めて目にするアルファベット。英単語。 先生は丁寧に絵と英語が表記されたカードを見せてくれながら、英語を教えてくれる。 けれど、なんかピンとこない。 全く興味持てない。 「何これ、面白くない。わかんない。」 当時の素直な感想。 「英語なんて、おもしろくなーい」 そんなテンションのまま、週1で1時間程度のレッ

          父からの突然のお知らせ

          季節は春、4月。 当時は私は小学校6年生、弟は小学校4年生。 父と母と弟と4人で夕食を食べていた時のことだった。 父と母は物静かな人達で、食事中は正直会話は弾まない。 沈黙の中父が口を開いた。 「Rico(仮名)、Shin(仮名)、皆でイギリスに引っ越すよ。」 「え??」 もちろん、弟と私は目が点になりながら同じ言葉を発した。 父は、私達が理解しやすいような言葉で説明をしてくれた。 「お父さんの仕事の関係で、イギリスに行かないといけないんだ。  だから、皆で行くこと

          自己紹介

          初めまして。 本日が初投稿。 基本的に、ここでは、私が幼少時代に経験をした海外生活について、 子供たちが大きくなった時にぜひ面白楽しく読んで欲しいという願いから 始めることにしました。 今では帰国子女なんて全然珍しくない世の中。 私がこれから綴る内容が、平凡で面白味のないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。その時は、スルーしてください 笑。 私には3人の可愛い男の子がいます。 4年ほど前に離婚をし、現在はシングルマザーでこの子達を育てています。 大変だけど、この子