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時差ボケと戦いながら初・回る中華料理
なんだ?これが時差ぼけというやつ?
最終的目的地に着いた私たちを空港の出口で迎えてくれたのは、優しそうな雰囲気の男性Mさん。父の会社の人で同じく駐在として来ていた人。
「こんばんは~。疲れたでしょう。」
気さくな感じのMさんは、私達のために中華料理店に予約を取ってくれていて、私たちを連れて行ってくれました。
ここでまた初体験。本格中華料理店では大きな丸いテーブルに座り、テーブル中央にある回転プレートの上に様々な料理が並べられていて、欲しい料理を手間に来るまでくるりと回るのだ。
子供ながらにこのシステムは面白いと感じたのでしょう、当時の風景を未だに覚えています。
初めての北京ダック、ふかひれスープなども体験させていただきました。
と、美味しく料理をいただいていると、強い眠気が…
飛行機ではほとんど寝ていなかったし、言ってみれば徹夜状態です。
子供にしたら、なかなかハード。
気が付けば、食事をしながらコックリコックリしている自分がいました。
眠気と戦いながら、レストランを去り、これからの数年間お世話になる新しい我が家へと車で向かいました。
到着したのはレンガ調のいかにもイギリスらしい一軒家。
庭がとにかく、広い。周りの家を見渡しても皆庭が広い。
家の中に入ると、すべてカーペット張りでしたが、やはりここは日本人なので靴を脱いでスリッパに履き替えるというスタイル。
家具付きの賃貸でしたので、すべて揃っていました。
新しい自分の部屋に興奮気味でした。
ここで暮らすんだなぁ。
と呑気に考えながら、その日はすぐに眠りについたのでした。
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