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表裏一体

お久しぶりの日記。
むしろこれって日記とは言わないんじゃあないかという声も飛んできそうなものの。

お久しぶりになった理由は明確

精神的に追い詰められすぎた

です。

遡ること2023年2月
父親からこんな連絡が来た、
「来年度の学費・寮費の目処がたちません」
メッセージを見た瞬間絶句した。いやむしろ怒りが湧いてきた。
公務員2人親でなぜここまでお金がないのか
何に使っているのだろうか
娘は服一着を買うかも、何を食べるかも迷うような生活なのに?

蓋を開けるとこうだ。
もともと学費・寮費は父の退職金(現在再雇用)で用意していた。
しかし母親がそのお金で

車を買った

と。
なので来年度は母親がどないかして学費・寮費を用意すると言っている。
こんな経緯だ。

ここまで読んだ人に安心して欲しいのは、この母親が機能していれば精神的に追い詰められることはなかったということだ!

話の本題はここから
この事態が判明してから奨学金給付・貸与を問わず申請したが全オチ。
あったりまえである。
公務員2人で普通は支払えるはずなのだから。
この段階で夏休み前にいただいた学内成績優秀者奨学金の35万だけ、用意しなあかんの112万。
この状態で前期の学費を納めなければならない10月がやってきた。
いや??どないするん??

ここで

の事態に発展する。
いやいやまってくれ。21歳の情緒にはもうよりどりみどりなんよ。

その上で、お金貯めといてよって言っといた母親からとんでもない連絡を受ける。

あんたの名義で消費者金融借りてくれへん?

このオカンマジで何言ってんの?と思ったけど、学校に行って勉強したいから
30万借りたよ。
ここで65万やん。

その次、私の持ってた可愛い可愛いバイクちゃん。
売り飛ばされて20万くらいになったらしい。
誰が売ってええなんていったんよ????
ここで85万

あと30万くらいはオカンがどうにかした。
けどさ、

オカン用意するって言ってた割に、ほぼ私から出てないか????

ええ加減にしてくれ。

こんなことを誰にも話せないまま、11月がきて、
12月になった。
どうやら普段の授業と忙しさで私の心は限界を迎えていたらしく寮の友達の目の前で嗚咽を上げながら泣いてしまった。

だけど、こんな時にも人とのご縁は感じさせられるものであって、
寮で泣き喚いたものだから普段仲のいい寮母さんが気にかけてくれた。
部屋のドアの前にそっと、本当にそっとお手紙をくれた

この手紙はこれからの人生でどんなことがあっても無限大の力をくれるだろう。
これからもオカンとオトンと戦わないと学校には行けなさそうだけど、
何よりも支えてくれる友達と、大人がいるから
勉強したいと思う私がいるのだから
向き合っていこう。

この一件で学んだのは、お金は人の心を蝕む。
あるないに関わらず。蝕んで、人を深淵に手招く。

でもきっと周りに人がいるなら、深淵だって辛くない。
ご招待を受けたこの深淵を私は私なりに楽しんでやろう。

まあ、まず、後期の学費寮費どないしようか?

ってところになりますけどね。近況でした。

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