たった紙切れ
あさからなんちゅー話題やねんって感じやけど。
私の親は10月に離婚した。
ほぼ相談なし。決定事項として伝えられた。
円満離婚だし、なんなら一緒に住んでるらしい。
子供である私からしたら
いや。意味わからんから。
そんなんやったら離婚する意味なくない?って感じやけど、まあまあここでは人様に見せられない内情っちゅうもんがあるわけで。
オカンとオトンからしたらたった紙切れの隔たれが無くなっただけやんとのこと。
いや。どこまでポジティブやねん。
まいりました。うちの両親がここまでとは。
21歳の私にはたった紙切れの結婚にも辿り着いていないわけで、もともと結婚願望のない私からしたらそんな関係になれる相手がいるだけですごいと思うわけで。。。
なんだかんだこの21年間尊敬して生きてきた両親に、特大の裏切りを受けた気分だったこの一ヶ月とちょっと。
だれにも言えなかった。
[うちの親、離婚してん]
たった10文字
口が開かないのだ。
うんともすんとも動かないのだ
ポジティブなオカンとオトンの子供は離婚を告げられた時のネガティヴなテンションからなーんにもすすんでいない。
あいつらの哲学って一体どないなってんねん。
だけど親も最後に死ぬ。最後に愛は勝って彼等なりの哲学、生き様を私の中に取り入れることはできるのだろうか。
私の中ではまだまだ
たった紙切れ、されど紙切れ
だというのに。
なんで私をおいて、歳だけじゃなく気持ちまで進んでいってしまうんだい。
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