聴き方は捉え方

子どもが産まれて、母になるまで気付いてなかったこと。
それが「自分が人の話をまるで聞いていなかったこと」だった。

それが今は聴けるようになった。
何があったの?
今日はそんなテーマでお話します。

長男が言葉が話せるようになった頃、
とにかく相手をするのが疲れる、特に仕事が終わって保育園からの帰り道なんかには
仕事モードから母モードへのチューニングも間に合ってなくて
ひとりでテンパってばかりでした。
「ママ、○○ってなに?」
「このまえのあのはなしはどうなったかな、しらない?なんでしらないの?」
質問オンパレード。
なんせ矢印がひとつしかないので、なぜなぜ期のマンツーマンはほんとに大変。
こちらもまともに返そうと必死に説明するけど、うまくいかないことも多くて、ケンカ口調になることもしばしば。

今思えば、長男は「答えがほしい」んじゃなくて「聴いて」ほしかったんだとわかる。

「うん。そうだったんだね」
「そっか!○○か!なんだろうね」
「どうしてだとおもう?」
「わかったよ。それでどうおもった?」


聴くってことは受け止めることだから
正解を探してたら疲れちゃうはずだよなと
今なら分かる。

それが正解、って思うことは親子で違ったっていいんだし。
誰かと会話していると、言葉を受け取ったときに「どう捉えているか」が言葉に表れるから相手の言葉を聴いてるんじゃなくて、
「自分の捉え方を返している」ことになるのがよくあるから。
難しいかもだけど、いつも「聴いて」いたいと思う。


今日も「聴き」 効き ましたか?



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