自主的に情報を取りに行く事の大切さ。

　今日学校のDTMの授業で、ある学生さんが「＊＊と言うソフトシンセをせっかく買ったのに使い方が良くわからない」と言う事を言っていたので「これを機会にシンセの仕組みから理解してしまえば？　VCOって言うのはさ、例えばある農家さんが畑で作った人参で、VCFって言うのはフィルターだから長さ10センチ以下の人参はハネるとかそう言う選別と加工の工程で、そんでもってアンプと言うのは個人の農家さんが直接お客さんに売るんじゃなくて、道の駅とかで違う農家さんの野菜（VCO2とかで違う野菜、例えばごぼうとかを作った農家さんの野菜とか）も混ぜつつ販売力を増す感じで」とか説明してみた。キョトンとしていたので「自分で知りたい事を端からググってみれば？」とアドバイスして、敢えてそのまま授業終わりまでそっとしておいてみた。

　そして授業終わりにその子に「色々とわかった？　」と聞いたら積極的にググって勉強したようで「いやもう、世界が変わりました」とキラキラとした目でおっしゃっていた。僕自身もとても嬉しいし、あそこで僕が深追いして、彼が今この時点で知りたくも無い情報も混ぜて説明したら、いくらなんでも「世界が変わるほど」の理解は無かっただろうと思う。人に言われてではなくて、自分から必要な情報を取りに行く大切さをしみじみと感じる１日であった。いや〜なんか、こっちまで嬉しいですよう。