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結局我々は「やってみる」事しかできない。そして「やってみた」事は確実に「財産」になる。

 最近身に沁みて思うのが、人生って結局「やってみる」事しか出来ないんだなと言う事。やってみて、それが予想より上手く行く場合もあれば、何を血迷ったかそんな事をやったお陰で、急に人生が悪い流れに移っていく場合も、そりゃあ時にはあるでしょう。でもあとから見たらその「やってみた」事自体は確実に「経験」と言う財産になって行くのだと信じている。

 例えば「パチンコで30万円すった」とか「うっかり多額の借金を作ってしまった」とか、まあその経験をわざわざしなくても人生を豊かにする事は出来るのだろうとは思いつつも、もしうっかりそれらをやってしまったら、そこから何とかして学びを得つつ復活すれば、それは確実に自信になる。そうなれば「あの時30万円すって良かった」とか「あの時借金して良かった」とか、そういった「トホホな経験」を全部「良い経験」に昇華できるような気がする。ただやられっぱなしのままで終わらせてしまうとやっぱり「ただの凡打」を「ナイス凡打」に昇華させられる確率は格段に減るような気がするんだよなあ。

 そう言えば野球のイチロー選手も現役時代「遠回りする事が結局は一番の近道」とおっしゃっていたらしい。なるほど確かに「多数の失敗の上で掴んだ成功法則」と「ある種の幸運から偶然掴んだ成功法則」では「深み」が全然違ってくるのかもしれない。取り敢えずそこに向かうには、何でも良いから取り敢えず色々やって試してみる。まずはこれしか無いんじゃないのかな〜なんて今更ながら思っている。

 あっ、ちなみに今日で断酒40日目です。これも「酔っ払って二日酔いで次の日を棒に振った」とか、そういう「トホホな体験」をしたからこそ有り難みを実感出来ている感じがする。そういう意味では今の僕はかつての「飲んだくれだった自分」に対して「感謝の気持ち」しか浮かんで来ないんである。

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