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ロマンスの行方。

 僕もいよいよ若い人に「お見合い写真」を持って行っては「良い子がいるのよ〜」なんてお節介で言う地方の良い感じのおばさんのような年齢になって来たのだろうと思う。あまり詳しくは書けないのだが、学生さんの中で「この男の子は絶対この女の子の事好きなんだろうな〜」と言う2人がいて、先日男の子と僕が2人っきりになった時に「いや〜僕、最近1年半付き合った彼女と別れたんですよ」なんてその子が言ってきた。いくら鈍感な僕でもここで言うべき事は「じゃあ**ちゃんと付き合えば良いじゃん。2人お似合いに見えるよ」と言ったらなんと!!!

 「**ちゃんには好きな男の子がいるんですよ、あそこに見えるあの子」と言ったので内心「え〜っ!!! そこでそんな奴より俺でしょ!? って行けないの? 恋愛ってグイグイ行ってなんぼでしょ!?」なんて思ったのだが、その子にはその子の美学があると思ったので、そこはグッとこらえて「なるほどね〜」と言うだけに留めた。いや〜、お似合いだと思うんだよな〜。もしかしてその女の子がその「好きな男の子」の存在をチラ付かせる事で、よりその男の子を惹きつけているのだとしたら、もう脱帽です。僕も足元にも及ばない恋愛上級者だと思うのだが、結構女子ってそう言う事やってますよねえ(笑)。でもちゃんと若い人も惚れた腫れたをやっているのかと思うとなんだか意味も無く嬉しいである。

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