見出し画像

あなたが産まれてから死ぬまで付き合わないといけないのは「自分自身」ただ1人。

 昨日の「あなたは堂々と誰かを嫌っても良い」と言う記事がたった1日で50近いイイネを頂いていて、正直驚いている。みんなそんなにも自分自身に対して厳しい態度で接しているのか。何故もっとぐでんぐでんの自分を認めてあげないのか、正直理解に苦しむ。

 人って産まれた瞬間から死ぬ瞬間までずっと付き合わないといけない人はたった1人、自分自身である。お父さん、お母さん、お姉ちゃん(まあこれは僕の場合)はまあ時期によって付き合う濃度は変われどある程度一生に近いスパンで付き合うのだが、まあでも家族旅行中に飛行機事故に遭ったりしない限り、みんないっぺんに死ぬわけではない場合が多いと思うので、産まれてから死ぬまでベッタリ付き合うわけではない(事実両親には僕が産まれる前の人生がけっこう長い時間存在するわけだし、姉だって時間は少なくとも確実にその期間があったわけだ)。

 つまり一生を共にする唯一の存在である自分自身、こいつがあなたが「誰かの事が苦手だな〜」とボンヤリ思った時に「まあ人間なんだから、それも全然アリなんじゃない!?」とありのままを認めてくれるか、「そんなに嫌なら、何か卑怯な手を使ってでも逃げちゃえば!?」と現実的な助言をくれるか、「どうしてもそんな自分が認められないなら、何か筋トレかなにかして色々な意味で強くなって、自分に自信をつけたら」とか、本当になんでも良いので前向きでポジティヴな助言をしてくれないのだとしたら、かなりツライ。

 そこで「人を嫌いになるなんて、なんてダメな人間なんだ」と自分自身ちゃんが自分を責めてくるようになると、けっこう逃げ場が無いと思う。どんなに愛する家族に恵まれようとも、どんなに素敵な友人関係に恵まれようとも、なんなら有り余る富を得ようとも、自分自身ちゃんが自分を認めて愛してくれなかったら、何の意味も無い。と言うわけで僕はこれからも自分自身には強烈に甘い人間として生きていこうと思っている。そしてそれこそが他人の事も笑って許してあげられる器の大きな人間になる唯一の方法だと、信じて疑わないんである。

この記事が参加している募集

#振り返りnote

85,214件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?