人生には「成功」と「学び」しか存在しない。
ようやく最近この名言(誰が言ったのかは知らない)の意味が腑に落ちてきている。つまり「上手く行かない事」は「失敗」ではなくて全て「学び」であると言うわけ。そう考えると「ナイス凡打」も全て愛おしい。全宇宙に手放しで感謝できる。
そんな僕も、例えば子供の頃などは何か「上手く行かない事」があるといちいち「これは失敗だ」なんて本気で思っていた。いやけっこう最近までそう思っていたかもしれない。そして我々は人間なので、どうあがいても間違いなく幾つかのその「失敗とやら」をやらかしてしまう。これをゼロにずる事は人間である以上不可能である。
しかしその時に「これを通じて何を学べるんだろうか」なんて思うと、なんだかその「失敗とやら」をやらかす事にワクワクさえして来る。以前にも書いたような気もするが、どんな出来事も「とことん面白がってしまう」ようにすれば、落ち込んだり怒ったりして冷静さを欠いた気持ちではなく、落ち着いた夕凪の海のような穏やかな気持ちでそこから得られる教訓を探す旅に出られるのではないだろうか。
僕は宗教家でも哲学者でも無いので、人は本当に産まれ変わるのか、そうでは無いのかは正直わからない。だがもし産まれ変わるとしたら、来世があるとするのなら、今生で学んだことを何%かは来世に持ち越せるのかもしれない。そう考えると生命の火が消えるその瞬間の寸前まで、我々は学ぶことが出来る。そんなラッキーを噛み締めながら生きて行きたいな、なんて思う今日このごろなんである。
*ボーカルやベースの教則本を書いております。是非リンクを覗いてみて下さい。
*ここからは本日の記事に関連していそうな本のリンクです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?