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遂に今日で「断酒100日目」です。

 いや〜、何度この「遂に今日で断酒100日目です」と言うnoteを書いている自分をイメトレした事か。という訳でようやく本当に「断酒100日目」を迎えた。想像していた通りの効果、想像していたのとはちょっと違う効果が幾つかあったので備忘録として、そしてこれから挑戦してみようかなと言う皆さんの為にもここに記しておきたい。

 まずポジティブな効果は沢山あるのだが、最も大きかったのは「自分は自分で決めたことを守れる人間なのだ」と言う自信を得たこと。どうしても「お酒が辞められない」、つまり「自分で自分をコントロール出来ない弱い自分」を、かつてはどこかで許容していた気がするが、今は「自分との約束が守れる自分」により信頼感が増したと言うか、変な話だが「より自分の事を信用できるようになった」感じがする。

 あとは当然だが「夕飯後にもけっこう物事って色々進める事が出来るんだな」と知ったのは大きい。まあこちらは断酒に先だって辞めた「テレビを見ること」がけっこう無駄な時間だったと言う理由もあるが、やっぱりしらふで脳がシャキットしていると「面倒くさいから明日でイイや〜」となっていた物を「今晩のうちにやっちゃおうかな」なんて感じで積極的にこなせる場合が多くなった気がする。事実夕飯後の洗い物が翌朝もシンクに残っている確率が格段に減った。

 他にもポジティブな効果はあるのだが、勿論ネガティブな側面も幾つかある。けっこうお酒を飲まないと、今までは感じたことのない不安感(やや遠目の未来に思いを馳せたりして無意味に不安に思ったりすること)に襲われることがあるのだと言う事を知った。しかし考えてみれば、人類は太古の昔「夜は電気も無く焚き火だけで暮らしていた」わけなので、どこかから猛獣が襲って来るのでは無いかとか、ちゃんとリスクを想定した姿勢でいるのがデフォルトなのかもしれない。それを今まではお酒でポカーンと麻痺させていたかと思うと、こちらはようやく「人並みになれた」と言うことか。という事は僕は「太古の人」だったらとっくに死んでますよ…。

 それとネガティブに入れて良いのかはわからないが、かつては相当な量の糖分をお酒から摂取していたようなので、甘いものがやたらに食べたくなると言うのはある。200gの一口チョコレートを4日ぐらいで一袋食べてしまうし、先日グルテンフリーの習慣を1日チートして食べたパンケーキのシロップをあんなに美味しいと感じた事はかつて一度も無かったような気がする。

 とまあこれが今断酒100日目の僕の感想。9月に予定されているかなり久しぶりの高橋家の「泊りがけで行く旅行」で飲む雰囲気になった場合、万が一横浜DeNaベイスターズが逆転でセ・リーグ優勝した場合はその日だけ飲んでしまっても良いかな、とは思っているのだが、そうでなければ(そうであってもその後)もっともっと続けて、どんな景色が待っているのかを見てみたい。ちなみに少し禅問答っぽくなるのだが、これを味わえるのも「来る日も来る日も飽きもせず懲りもせず晩酌して夜を無駄にしていたかつての自分」のお陰。そんなダメダメな自分の事もギュッと抱きしめて認めてあげて、また明日からも丁寧に日々を生きて行けたら良いなあ、なんて思っているんである。

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