殆どの物事は「偶然起きる」。

 あとからそれが起きた因果関係を説明することは出来るのかもしれないが、僕は殆どの物事は「偶然」「たまたま」起きていると思っている。そこに意味などあるはずも無い。そこに「意味」だとか「教訓」だとかを付けているのは我々自身のほうなのだ。

 何か失敗をしても、それが「たまたま起きた失敗だ」と思えば自分を責めると言う時間とエネルギーのムダを省くことが出来る。それどころか「こうやると失敗する」と言う実例を1つ手に入れられたということはかなりラッキーなんじゃないですかねえ。

 すべての物がほぼほぼ偶然起きているとすると、やはり成功者というのは「運が良い人」になるのだろうし、それよりも何よりも「人より多く、何度も打席に立った人」の可能性が高いのではないかと思う。100打席中30本ヒットを打てるとして、1000打席、10倍打席に立てば10倍ヒットを打てるはずだ。そして凡打を打っても、その事で自分を決して責めないこと。むしろヒットに繋がるその凡打に感謝すればよいのだ、と僕は信じて疑わないんである。


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