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会社の新しい価値を創造する。リチカのクリエイティブディレクター、「企画家」が今の姿になるまで

リチカで働く人たちは、さまざまなバックグラウンドや思いを持っています。その一人ひとりをじっくりと掘り下げる「リチカな人たち」。今回はブランドコンサルティング部でクリエイティブディレクターを務め、「企画家」を名乗る梶原健裕さんです。

3回目の転職、リチカは「1分の1」

39歳、社会人17年目の梶原さん。大学を卒業したのちは新卒で大手のエンターテインメントカンパニーに入社し、PRの仕事を担当していた。所属するアーティストや、会社で手掛けていたファッションブランドなど、さまざまなものを担当した。

石の上にも3年。3年間勤めて思ったことは、どうしてもどこにいってもアーティストの名前がついてきてしまい、自分の力がわからないということ。もっと自分を試したいと転職を決意し、クリエイターを育成するバンタン株式会社に入社した。そこでは学生の育成に加え、ちょうど会社が50周年を迎えることもありリブランディングの仕事に従事した。さらに年2回開催されるファッションショーのディレクション、学部という概念を覆し、150名を超える規模の学生を一同に集結させ、3日間鎬を削りよりプロフェッショナルな仕事を学生のうちから経験出来る特別授業、Session Workのディレクションなどとにかくなんでもやった。

7年勤めたあとはフリーランスをはさみ、代理店へ。「年齢も考えて、学んでおくべきことは何かって考えたとき、マーケティングなど代理店の仕事を学んでおきたいなと思ったんです」。しかし働いていくうちに、「この先代理店は存在し続けるのだろうか?」という気持ちになってきた。やはりクリエイティブを基軸とした会社に行きたい、と3回目の転職活動をしようと決めた。

クリエイティブディレクターの職種に絞り、転職活動を開始した。いろいろな会社からのオファーも来たが、なかなかピンとこなかった。エージェントから「リチカという会社がありますがどうですか」と紹介され、noteや記事を読み込んでリチカのことを調べてみた。「そしたら、直感的にもう『ここだ!』と思って。調べれば調べるほど素敵な会社だなと感じたのと、一体感があるんだろうなと思ったんですよね」

この転職活動で梶原さんが受けたのは、なんとリチカ1社のみ。梶原さんが入社前に考えていたのは、「社内フリーランス」のような形で様々な案件を受け、いろんな案件に携わりたいということだ。1分の1、ピンポイントでリチカへの入社が決まった。

今までの経験があったからこそ、今がある

入社して驚いたのは、これは他の社員も口を揃えていっていることだが、とにかく「人がいい」ということ。「みんな、values軸で仕事をしているので、こんなにvaluesの言葉が飛び交うのか!と驚きました。」しかし、入社してからSlackのチャンネルの多さや、今まで使用したことなかったツールを使わなきゃいけなかったりなど、とにかく触らなければいけないものが増えたことには戸惑った。22年3月に入社して1年半あまり。今ではその戸惑いはなくなった。

梶原さんはクリエイティブディレクターであり、「企画家」だ。大手クライアントが集客や認知に困っているというところを手助けしたり、ブランディングから考えていくといった形で仕事をしている。具体的な仕事の例を挙げると、東急リゾーツ&ステイの「ハンターマウンテン塩原」。オープン35周年をフックに認知をアップし、集客まで持っていきたいという要望に対し、キャスティングからMV・広告の制作を行った。また、ゲレンデにレアなスニーカーをばらまく『Sneaker Treasure Hunting @ Gelande』などのリアルイベントも企画している。

他にも上新電機との取り組みでは、古巣・バンタンともタッグを組んだ。創業75年を迎えた上新電機が若年層へのアプローチをしたいと考えているニーズをとらえ、バンタンが運営するインフルエンサー育成スクール『ヴィーナスアカデミー』による上新電機の公式アカウント運営に乗り出した。産学協同という形となり、リチカとしても新しい挑戦だった。

大きな取り組みの企画から考えるし、プロモーションの具体的施策や戦略も考えるし、現場に行ってディレクションもするし…梶原さんは自らのことを「なんでも屋」と表現する。「エンタメのPRから始まって、教育に行って、一応デジタルマーケもやって。クリエイティブなところはずっとやってきたんですけど、いろんな経験がかみあってきたからこそ今こういうふうに働けているのかなと思ったりもします」。はじめからいろんなことができたわけではない。たくさんの経験をしてきたからこそ、いまの梶原さんが形作られているのだ。


「企画家」として第一人者に

多方面で活躍する梶原さんが、仕事をする上で大切にしていることは「楽しむ」こと。「本当に自分が楽しまないと、クライアントにも、チームメンバーにも響かないし、その先の生活者にも伝わらないと思っていて、そこはすごく大事にしているところですね」

そしてアウトプットするために、インプットを重視しているとも話す。「なんか『こいつ自由そうにやってるな』って見えるかもしれないんですけど、取り組む前に人一倍、ありとあらゆる事前情報は全部手に入れて、ひたすらメモしてますね」という梶原さん。クライアントと向き合うときは何年に創業し、過去どのような施策をやっていて、SNSで何を配信しているかを調べ、その企業の社長が本を出していたらそれも読むようにしているという。

いろんなことができるリチカの環境が、自分にとってぴったり合っているという梶原さん。今後もクライアントの幅を広げつつ、産学協同プロジェクトのように社会に新しいインパクトを与えるようなことを企てていきたいと話す。

「クリエイティブディレクターと、自分でも『企画家』と名乗っているところもあるので、『企画ってなんだっけ』というところをちゃんと作っていければいいなと思っています。それで、今後リチカに入ってくれる人がクリエイティブディレクター兼企画家になりたいとか、憧れられるような役割になっていきたいなと思いますね」

「企画家といったら梶原」と言われるまでになっていきたい。その未来の実現のために、これからも梶原さんはリチカを舞台に縦横無尽な活躍を見せてくれるだろう。

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