人間と自然。「人間も自然の一つ」

おはようございます。chaicoです。

「人間と自然。こういうふうに対立させてみると、人間と自然は相容れないものであるかのようだ。しかし、人間は自然の中に含まれるものだ。人間もまた自然の一つなのだから。」              『悦ばしき知識』(一部抜粋)ニーチェ 

stylist maikoさんのInstagramより。↓↓
シェアさせていただきます。

https://www.instagram.com/p/B-vkXiKhpHm/?igshid=8dd9a5v0pgjn

ニーチェのこの言葉を聴いた時、衝撃が走りました。(ニーチェはここで「人間の自然的性向は、侮蔑すべきてない」ということを述べていますが、わたしはこの言葉にはっとしました)

「人間も自然の一つ」

わたしもそのことを忘れかけていました。
そして、人間の多くもそれを忘れていた。
地球、自然、神さまは今、そのメッセージを私たち人間に伝えてくれている。

人間は心が休まらないとき、
海に行ったり、山に行ったり、公園に行ったり、河川敷に行ったり、思えば自然を自然と求めている気がする。自然がなければ生きていけない。

わたしはど田舎生まれのど田舎育ち。
だだっ広い原っぱや家の庭、近所の散歩。
山、川、海、風、鳥の声、太陽の光に照らされて気持ちよさそうな木々、恵みの雨
そういったものが大好きだ。

人間は愚かだ。賢いはずなのに愚かだ。
考える頭があるはずなのに愚かだ。

自然を壊した、地球の主人だと思っていた人間は、この状況でも尚、3密を避けれるなら大丈夫だという安易な考えの下、河川敷や公園、海に集まり、自然に助けをもとめている。
(運動不足や、外の空気を吸わないと体調不良にもなるし、海外でも散歩や買い物は認められている。)

私の今住んでいる家のすぐ前には河川敷がある。わたしもちょっと前まで河川敷に散歩に行っていた。コロナに怯えている、いま人間が直面している危機なんかまるで嘘のように、そこには変わらぬ自然が広がっている。

今考えるときだ。見直すときだ。
一人ひとりが「考える脳」というツールを賢く活用して、思いやりを持って行動しなければならないと私は思う。

「人間も自然の一つ」

もう一度この言葉を。