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173 見て見ぬふりをすることが私にもあったと思う

数年前に神戸の小学校で起きた教師のいじめ事件が報じられたとき、「周りはだれも気づいていなかったのだろうか」「何か感じていた人はいなかったのだろうか」という疑問が私にはありました。そして最近報じられた東京都練馬区の中学校長の事件を耳にしたときもやはり「気づいていた人はいなかったのだろうか」と疑問に思いました。

「いじめの傍観者は加害者と同罪」とよく言われます。教師も生徒たちにそう言って指導します。見なかったふりをしていた生徒を非難します。でも教師自身が見て見ぬふりをすることってないでしょうか。

見ないふりをする対象は生徒のこともあれば教師のこともあります。見ているのに見ていないようにふるまう。行動しなければいけないところで知らん顔をする。何もなかったような態度でやり過ごす。知っているのに知らなかったことにする。そんなことってないでしょうか。

私にはありました。以前にも記事に書いたことがありますが、今振り返るとなぜ何もしなかったのだろう、なぜ黙っていたのだろうと悔やまれます。

以前に書いた記事↓

周囲が見て見ぬふりをしなければ避けられる事件はたくさんあるように思います。


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