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詩 【 時の流れ 】

むかし観た映画を
あきらめながら観続ける
もう戻れない
それを分かっていながら
それでもなお焦がれながら

なぜあんなに激しく感情が揺さぶられたのか
必死に記憶の糸をたどっても
途中でプツリと切れてしまう

切られるのか自分で切ってしまうのか
どうしてあんな映画に魅了されたのか 
少しでもヒントを得ようと
無理して最後まで見切ったものの
感情は甦らずじまいだ

時の流れを感じている

流されまいと必死に喰らいつきつつ
呆気なく流されゆく我が身を案じ
滑稽に思いながら

        20230819

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