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高速戦隊ターボレンジャー、第29話「急げ新型ロボ🚚」

「ラゴーン様…。ターボロボはヤミマルに先を越されましたが、ターボレンジャーは必ずやこの私が倒してご覧に入れます!」

姫暴魔ジャーミン、最後の決闘。

テーマはチームの体幹

現在、最終調整中の新ロボのラガーファイター。

その最終調整は手こずり、時間を要す状態になっていた。

爆発するターボトラックを思い出していた大地(ブラックターボ)は、その状況を何とか自分の力で打破しようと、故障しといるターボトラックに向かう。

結果的にジャーミンとズルテンに見つかり攻撃を受けてしまった大地であったが、
突っ走り型のリーダー力(レッドターボ)
女性にめっぽう弱い洋平(ブルーターボ)
お調子者の俊介(イエローターボ)
しっかり者だが何処かおっちょこちょいなはるな(ピンクターボ)
をしっかり地に着かせる存在だと、このシーンを観ていて改めて私は感じた。

言わばターボレンジャーの体幹部。

そして、これはターボロボにも共通して言える。
ターボトラックはロボの体幹部を担っている。

今話はそんな大地とターボトラックの絆が新しいロボ・ジャーミンの最期の闘いの軸を担う形で描かれている。

結果的に大地がターボトラックで敵を引きつけている間にラガーファイターは完成。

ジャーミンが体内に留めていたクロコボーマが巨大化した際にも無事に間に合い、ターボレンジャーはロボ戦に臨めた。

尚、今話の神セリフは自らの想いを全てターボトラックに注ぎ込んだ大地から拝借させて頂いた。

神セリフ
「ターボトラック!こんな事でへこたれるんじゃないぞ!何だ、これぐらい!頑張れ!頑張るんだ!」by.山形大地(ブラックターボ)

機械に心があるかは私は分からない。
ただ、大地とターボトラックの間には2人にしか分からない絆があった。

恐らく初めて触れた大型マシン。

どのターボマシンよりも大きい彼の姿は最初は憧れだったに違いない。

幾度の闘いの中で、憧れの存在は大切な相棒に変わった。

大切な相棒は人が対象じゃ無くても私は良いと思っている。
私は、高校1年生の初めてアルバイトをして得た給料で買ったGショックを未だに左の手首に巻いている。
時々、バグって年始の時間を刻んでしまう彼だが、私の仕事の全てを見てきて、正確な時間を刻んでくれた。

彼も大切な私の相棒だ。

だからこそ、大地の想いを乗せたターボトラックの激走にはドーパミンがドバドバ出ていた。

反して、ジャーミンは自分の体に忍ばしていたクロコボーマと共にターボレンジャーに闘いを挑んだが、逆にターボトラックの想いを乗せたブラックターボにより抵抗少なく撃破される。

ジャーミンは自分の身を守る形としてクロコボーマを体に忍ばせていた。

言わば身代わりだ。
無論、お互いに気持ちが乗る訳は無い。

相棒の想いという、相乗される力を持ったブラックターボの前では、ジャーミンとクロコボーマのどんなコンビネーション攻撃も微力だった。

※個人的にはジャーミンの後ろからピッタリ+胸元に伸びた手を見て、少しクロコボーマが羨ましくなった私だったが(笑)

…そこは置いておいて

塩梅や阿吽、言葉の要らない空気感。

お互いを信じる事により生まれる力。

1+1=♾️

私はそんなパートナーと毎日過ごしている。
運命的に同じ職場で出会い、価値観や境遇が似てて、そして何があっても傍に居てくれる。

不純な話の後であったが、そんな大切な彼女と共に沢山の夢を叶えていきたい。

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