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実際にあった質問(面接編)

今回は面接で実際にあった質問を紹介していきます。面接でも基本的なことからトリッキーなことまで色々聞かれました。そんな質問を抜粋してご紹介していきます。


導入:質問に答える時のエントリーシートとの違い

面接ではエントリーシートと違い、その場で答えなくてはいけません。ですので、考えている時間があまり無いのがエントリーシートとの大きな違いです。その中で大切なことは・・・

  • 基本的な質問には回答例をしっかり準備しておく

  • エントリーシートと同じ質問でも、面接回答用に端的に伝えられるよう準備しておく

  • トリッキーな質問に対応できるように、業務に対してや大学業界が抱える課題に対して問題意識を常に持っておき、自分なりの考えを持っておく。(余裕があれば他の人の意見も参考にする)

こんな感じです。やはり準備が大切です。そして念仏のように何度も練習し丸暗記できるくらいにしておきましょう。
それでは実際の質問を見ていきましょう。

①エントリーシートの掘り下げ(複数大学)

これは当たり前と言えば当たり前なのですが、志望理由や自己PRというよりかは、入職してどういった業務がしたいか、今までやってきたことをどのように活かせるか、といったことをよく聞かれました。
特に自分は同じ大学職員でしたので、実際の教務システムのことやオンライン授業、学生対応で気を付けている事、といったことをよく聞かれました。
もちろんその辺りはある程度想定できるので、しっかりどう答えるか準備して練習しました。

②退職理由・転職理由(複数大学)

これはどのサイトでも言っていますが、ネガティブな理由よりもポジティブな理由を言いましょう。ネガティブな理由も言ってもいいですが、必ずポジティブな理由を先に言いましょう。
そして過去に複数の企業を退職している場合は、そちらの退職理由も聞かれる場合があります。ただ、労働時間や離職率があまりにもブラックであれば、それを言っても構いません。泊まり込みで働いていた、などということであれば面接官も納得します。

③出身高校について(複数大学)

これは案外ありました。というのも自分の出身高校がおそらく面接官の世代で有名だった、というのもあったと思います。大学はMARCHなのですが、たしかに高校の方が地域性が出て話しやすかったです。特にこれと言って準備はせず聞かれた内容に対してそのまま答えていました。

④どうして受験生の時に本学を受けなかったのですか?(T大学)

この質問にはうまく答えられませんでした(笑)
会話の流れとしては、面接官)本学はご存じですか?→私)はい、知っています。→面接官)どうして~?
これはトリッキーすぎる(笑) 受験生の時なんて偏差値しか見てなかったし、ちゃんと論理的な回答ができれば何でもよかったんでしょうが・・・

⑤志望動機を三つ挙げてください(S大学)

これはまだ転職活動を始めて初期の頃に受けた質問で、一つは用意していましたが終始おどおどしていました。もちろんうまく答えられずに落ちたのですが、この経験からリサーチ不足を痛感して受ける大学については徹底的に調べるようにしました。それなりに調べていればこういった質問にもいくつか大学の特色を挙げられて、適当にエピソードと関連付けることができるからです。

⑥本学の課題と改善策を教えてください(T大学他)

これは遠慮せずにちゃんと伝えましょう。何もありません!は一番ダメです。各大学課題まみれです。たしかにインターネットだけの情報では限界がありますが、そういった時は月並みで構いませんので学生数確保だったり多様化した学生の受け入れだったり支出を減らす、なんでも構いません。
知り合いは会計出身だったので、大学の財務諸表をよく見てから会計目線で課題を挙げていました。自分は過去数年の入学者推移と退学者推移を調べ、その傾向や学部学科間で格差があればそこを指摘していました。
これらは大学のホームページから公開しています。たいてい情報公開というところから誰でも見れますので、興味ある方はぜひ見てみてください。具体的な数値まで上げられれば面接官をうならせることもできます。

⑦キリスト教(仏教)についてどう思いますか?(キリスト教系T大学、仏教系S大学他)

宗教観についての質問はいかにも大学ならでは、といった質問でした。正直これも答えは批判するような内容でなければ何でもよいと思います。ただ、その大学の宗教について全く知らなければ何も言えないので、最低でもその大学の宗派やカトリックorプロテスタントくらいは大学の沿革と共に調べておきましょう。また、何かしらの意見も答えられるように準備しておきましょう。

⑧TOEICのスコアあまり高くないね。勉強さぼった?(M大学)

私はTOEICのスコアは750なのですが、これについて低いと言われたのは初めてでした。おそらく具体的な回答というよりかはこういった時にどういう返しをするのかを見たのだと思いますが、うまく返せなかった記憶があります。しかも言われた相手が学長だったので、なおさら何て言えばよいのか分かりませんでした。

⑨「教育」についてどう思いますか?(M大学)

いやー、これについても非常に回答に困りましたね。少し考えてから「人の成長に貢献することです」とは答えましたが・・・
手応えはよくわかりませんでした。


まとめ・おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回は実際に面接であった質問をご紹介していきました。面接では面接官とのキャッチボールが大切ですので、その場で会話のように返答する必要があります。そのためにはしっかりした準備と常日頃の課題意識が大切になってきます。
この記事がこれから面接を受ける人の参考になれば幸いです。


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