『どの様な「食材・食品・生産物」を私は食べたら良いのか!?』(「体質/体調別」栄養摂取のアプローチ)〜【氣4節】前編
【氣4節】〜『耳鳴り(難聴)でお悩みの方々へ』「耳鳴り(難聴)の改善に、効果的アプローチがある東洋医学的理論&成分(食材・食品・生産物)」について【➀】
◆【不定愁訴症候群〜④】『耳鳴り(難聴)』の概要〜
◎『耳鳴り(難聴)』の概要 〜
◎『耳鳴り(難聴)』の原因〜
◎『耳鳴り(難聴)』の種類〜
◆『耳鳴り(難聴)』における、「東洋医学(漢方)」的 見解について、
◉「東洋医学(漢方)」的見解における、『めまい(耳鳴り/難聴)』の解釈とは、…
〜[漢方と鍼灸・誠心堂薬局より]〜
◎「中医学」に於いては、「耳」は「五臓の内の”腎“(じん)」と密接な関係にあります。・➀「腎」は、「生命エネルギーの源である精(せい)」を蔵して発育・成長・老化を司り、その「良し悪しが耳に反映する」とされています。その為、「加齢に伴い 精が減ると、耳鳴りになり易く」なります。
・また、「突発的に起こる耳鳴り」では、五臓の内の“肝(かん)”と深い関係があります。
②「精神的緊張や強いストレス、怒り」等により「肝の働きがスムーズに流れなくなる」と、「頭や顔面部に炎症が生じ、耳鳴りが起こり易く」なります。
・「耳鳴りは突発的に始まり、音は大きく、ストレスを感じると悪化する」のが特徴です。
・「耳鳴りにはその他にも、③風邪の症状として生じるものや、④暴飲暴食 等 飲食の不摂生によるもの」等が考えられます。
・「五臓」でみると「肝/脾/腎」が特に関わっています。これらを考慮しながら、「耳鳴り(難聴)」の原因を分析、治療していく。
(※)〜この「臓腑」とは、…漢方の用語『蔵象学』による[肝・脾・腎]の解釈である。
〜[Naturalflavorによる解説]〜
◉中医学体質別治療法
① 風熱(ふうねつ)体質
(・)漢方的に解釈すると、…
・「随伴症状」〜[耳の痛み、中耳炎、発熱、頭痛、喉の痛み、皮膚炎 等]。
・「熱風」等により炎症が起こり、「耳鳴りを引き起こします」。
・[「※外邪(風邪)」の影響により、「津液」の代謝が「実(停滞・悪く)」なる体質] ⇉下記の「弊害」が起きる.
※(人体に悪影響を与える自然環境の変化)による風邪などで生じる。
〜[Naturalflavorによる解説]〜
② 肝火上炎(かんかじょうえん)体質
(・)漢方的に解釈すると、…
・「随伴症状」〜[せっかちな性格、頭痛、赤ら顔、高血圧、目の充血、口の苦みや渇き、不眠 等]。
・「精神的ストレス」により、「雷や鐘の音のような耳鳴り」が起きる。「急に起き易く、情緒変化で悪化したり、眩暈を伴う」事がある。
・「ストレス」により「熱が生じて自律神経の働きが乱れ、耳鳴り」の症状を引き起こします。
・[※「肝」の「陰(血)」が、「虚(不足)」する事で、「上焦(心・肺)」に「熱(虚熱)」が籠もる体質]⇉下記の「弊害」がおきる.
[※]〜「肝の陰(血)」が不足すると、「陽」が暴走して「虚熱」が生じる。
〜[Naturalflavorによる解説]〜
③ 気血両虚(きけつりょうきょ)体質
(・)漢方的に解釈すると、…
・「随伴症状」〜[倦怠感、食欲不振、不眠、顔色が白い、めまい、眼精疲労、動悸、脱毛 等]。
・「身体に必要な気(エネルギー)」や「血が不足する事」により、「耳鳴りが起きる」。
「横になると一時的に楽になり、疲れると悪化する」。
・[「内因・不内外因」の影響により、「気/血」が共に「虚(不足)」する事で、「身体・全体で(エネルギー・血津液)」が不足する体質] ⇉下記の「弊害」がおきる.
[※]〜「陰も陽も共に不足する(陰陽両虚)」する事で、「エネルギー/血津・液」が暴走して「不足」して生じる。
〜[Naturalflavorによる解説]〜
④ 腎精不足(じんせいぶそく)体質
(・)漢方的に解釈すると、…
・「随伴症状」〜[足腰がだるい、物忘れ、耳鳴り、頻尿、白髪、難聴、精力減退、むくみ 等]。
・「加齢や虚弱体質」により、「耳鳴りが起きる」。「夕方以降に悪化し易く、蝉が鳴くような音が鳴る」事がある。
・また「老化」だけでなく、「体質虚弱の人」が無理をすると「腎を傷めます」。
[※「腎」の「陰(津液)」が、「虚(不足)」する事で、「上焦(心・肺)」に「熱(虚熱)」が籠もる体質] ⇉下記の「弊害」がおきる.
[※]〜「陰(腎)の津液が不足」する事で、「陽」が暴走して「虚熱」が生じる。
〜[Naturalflavorによる解説]〜
⑤ 痰濁中阻(たんだくちゅうそ)体質
(・)漢方的に解釈すると、…
・「随伴症状」〜[身体が重だるい、頭重、浮腫、眩暈、食欲不振、胸苦しい、軟便 等]。
・「水分代謝が悪い」為、「耳鳴りが起きる」。「耳の詰まりや耳閉感、頭重感 等」があり、「グルグルするめまいを伴う」事がある。
・「天気が悪くなる」とこれらの症状が悪化するのが、このタイプの特徴です。
「暴飲暴食 等」による「胃腸の不調」で「頭部に余分な水が停滞」し、「リンパ液の循環に影響して耳鳴りを引き起こします」。
[※「氣・血・水」の「水(津液)」が、「滞る(停滞)」する事で、「上焦(頭)」に「水滞(浮腫も)」が籠もる体質] ⇉下記の「弊害」がおきる.
〜[Naturalflavorによる解説]〜
以上です…。 次回『耳鳴り(難聴)の予防・改善するアプローチがある成分、…』に移ります。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?