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『FIREHOUSE』ファイヤーハウス 僕の洋楽愛聴盤vol.38


追悼C.J.スネア

2024年4月5日、FirehouseのヴォーカルC.J.スネアが亡くなったという悲しいニュースがありました。私と同世代の人なら1stからGood Acousticぐらいまでのアルバムはどこかで聴いたことのある「メジャー」なバンドだと思います。
懐かしさはもちろんですが、まだ64歳との事。早すぎる死に心が痛みます。ライブは2014年の川崎クラブチッタが最初で最後でしたが、素晴らしいパフォーマンスに感動しましたし、カテゴリー5発売時の梅田のタワーレコードでサイン&握手会の事もはっきり覚えてます。

探し続けたLove of a lifetime

彼らとの最初の出会いはシングル「Love of a lifetime」でした。家の近くのゲームセンターで掛かっていて、「なんて良い曲なんだろうーと感激し、ラジオDJが曲名を言ってくれるのを立ち止まって待っていましたが、結局それはなく。メロディだけ残り続けて、「あの曲は何というか曲なのだろう」探し続ける日々が始まりました。当時はスマホもHPもなかったので、偶然聴いた曲を探し出すのは本当に大変でした(中学生でしたし)半年以上かかって、やっとバンド名と曲名がわかった時は感動してすぐCDを買いに行きました!今は便利ですけど、不便故の感動ってないですよね。良い思い出です。

バラードだけではない

彼らの魅力はそのキャッチーなメロディにあります。バラードのみならず、一番最初にヒットした
この曲なんか、今聴くとすごくポップですよね。

ただファッションを見ると80年代を引き継いでいて、グランジブームに一気に押されてしまったところがあります。90年代はいろんな意味で音楽シーンにとっては特殊だったのです。
Firehouse、もし未聴の方がいれば是非!

プロフィール

ファイアーハウス(Firehouse)は、1989年にアメリカのノースカロライナ州シャーロットで結成されたハードロックバンドです。メンバーは、C.J.スネア(ボーカル、ギター)、ビル・レヴェル(ギター)、ペリー・リチャードソン(ベース)、マイケル・フォスター(ドラム)で構成されています。

彼らは、1990年にデビューアルバム「Firehouse」をリリースし、特にシングル「ドント・トリート・ミー・バッド」が大ヒットしました。続くセカンドアルバム「Hold Your Fire」(1992年)では、シングル「リーチ フォー ザ スカイ」がポピュラリティを高めました。

バンドは、力強いボーカルとギターリフ、キャッチーなメロディーを特徴とするヘビーメタル/グラムメタルスタイルで知られており、特に1990年代初頭に大きな成功を収めました。彼らの音楽は、エアロスミスやボン・ジョヴィなどのハードロックバンドと比較されることもあります。

ファイアーハウスは、そのキャリアを通じて数々の賞を受賞しました。彼らの楽曲は、MTVビデオミュージックアワードで最優秀ヘビーメタルビデオ賞を受賞したり、ビルボードミュージックアワードで最優秀ロックグループ賞を受賞したりしています。あのNIRVANAにも勝ったのです。

現在、ファイアーハウスは活動を続けており、定期的にツアーを行っています。彼らの音楽は、忠実なファンの支持を受けており、ヘビーメタル/ハードロックのファンにとっては欠かせない存在です。
C.J.スネアの死去後、今後の活動は未定ですが、彼らの音楽は永遠です。

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