見出し画像

『Chicago18』シカゴ 僕の洋楽愛聴盤vol.53

円熟したロック

シカゴと言えば、世間的にはChicago16でシーンにカムバックしたAORバンドという印象が強いと思います。「素直になれなくて」はあまりに有名ですね。

私世代でこの曲のイントロを知らない人はいないでしょう。

でも元々シカゴは、1967年に結成されたアメリカのバンドです。彼らはロック、ポップ、ジャズ、ソウル、ホーンセクションを特徴とするブラスロックのスタイルで知られています。初期の頃はシカゴ・トランジット・オーソリティという名称で活動していましたが、のちに短縮してシカゴとなりました。彼らの楽曲は複雑なアレンジとホーンセクションの使用が特徴であり、この頃のヒット曲には「Saturday in the Park」や「If You Leave Me Now」などがあります。

今回私が取り上げるChocago18は、1986年にリリースした18枚目のスタジオアルバムです。このアルバムは、バンドのポップス路線への移行をさらに進めた作品として知られています。

個人的にはデイヴィッド フォスターが引き続きプロデュースしている事と、ヴォーカルが豪華メンバーでピーター セテラの不在を感じさせない、そしてTOTOのスティーブ ルカサーが全面参加している事で、これまでよりもギターサウンドが強化されているところが気に入っています。

「シカゴ 18」には、いくつかのヒット曲が収録されており、特に「ウィル・ユー・スティル・ラヴ・ミー?」や「イフ・シー・ウォルクド・イントゥ・マイ・ライフ」などが人気を博しました。

「シカゴ 18」は、シカゴの音楽スタイルの変化を反映しており、よりポップで商業的なサウンドを取り入れています。このアルバムは、バンドのキャリアの中で重要な位置を占めており、シカゴの代表作の一つとされています。

いかにもデイヴィッドフォスター、いかにも80sなシカゴを未体験な方は是非!
ギターのルカサーも良い仕事してますよ!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?