考えすぎない効果

皆さんこんばんは、少し体調が回復した紗桜です。

今日は満月ですね。しかし曇り空で月が見えません。残念ですが「心にいつもお月さまを✨」の気分で落ち着いて夜を過ごしたいと思います。

お月さまといえば、とても神秘的な存在ですよね。
満ちて、欠けて、また満ちる……。

自然の法則とはいえ、不思議で素敵です。

スピリチュアルな事は昔からスキで、目に見えない存在や不思議なことというのは、ワクワクします。

今思えば　子どもの頃から一人が落ち着くタイプで、ずっと思考の中で何かと会話するような生活でした。

それが結局癖になって　大抵のことは自分の脳内で処理してしまい、人に話して解決策を考えたり、愚痴を言ったりすることが無くなっていき、自分でできることは　できる限り一人でやるようになり、人に頼むより自分でやったほうがいいかと思うような思考のかたよりができてしまった。

でも、それで困った経験は　今のところ、ない。

困った経験というより、疲れ果てる経験が多い。

考えるのが癖なので、他人の言葉の抑揚や表情、集団のなかでのそれぞれの関係性などから、一人一人にあった立ち居振る舞い、言葉の使い方、言葉選び等を使い分けるので、敵を作ることがあまりない。

それでも根本的に合わない人が、必ずいる。

10人のうち9人は良好な関係で、残り1人が合わない人。

結果、9人相手に日々思考をフル回転で対応するのに、残り1人とも少しでも良好な関係を築こうと、9人よりハードな思考で対応にのぞむが、思ったような関係は築けず、こちらのメンタルが限界を超えてしまい、疲れ果てて、私がその場から姿を消す事になる。

9人は、残り1人の事は気にするなと言ってくれるけれど、どうしても合わない人でも、何かキッカケがあれば上手くいくのでは？と考えすぎてしまい、体調が悪くなる。

そんなことを繰り返していくうちに、脳内カフェ・テリアでは、色んな意見が出て、このままではどこへ所属しても同じ事をくり返すのでは？と…。

脳内カフェ・テリアで意見が堂々巡りをくり返すとき、一息つくため一旦お開きにして　1人の自分に戻って　ぼんやり空をながめる。

すると自分の悩みの小ささに気づき

なんとかなる、と。言い聞かせてきた。

言い聞かせてきたのだけれど、納得できないときもある。

合わない人との関係性をどうやって折り合いをつけていくのか、という問題が常にトゲのように残り、ポッと思い出すことがあるからだ。

そんな思考がほとほと面倒になってきたとき、ちょうどお寺のお庭を前にボ～っと座っているとき、坐禅というものに行きついた。だが、坐禅は姿勢がつらいので、今では　自分が一番楽な姿勢で、ゆったりとした気分で自己流の瞑想をするようになった。

すると、脳内カフェ・テリアよりずっと考えがスッキリまとまることに気がついた。

そして瞑想は習慣化していった。

私の瞑想と瞑想景色の事は、以前noteの記事にも書いたことがある。

瞑想を習慣化していくうちに、瞑想中に広がる景色は色々と変化していきました。

そして現在、進化したというか、また景色が変わりました。

今は　彩雲と五色の光輪、蓮の花と光の珠です。

蓬莱とはこのことか、と思えるような景色です。

自分の一番近くに一番大きな蓮の花があり、花の中心に光の珠が輝いています。

蓮の花の花びらは　一枚一枚の、先っぽから中心に向かってピンク→紫とグラデーションになっていて、その蓮の花の後ろには、たくさんの同じような蓮の花が咲き誇っています。
五色の光輪をまとう光の珠は、大きく、宙空にあり、金や銀、五色の光の粒子を散りばめて光を放出しています。

最近はこの景色を見るのが楽しみで、瞑想に励んでいます。

これがスピリチュアルな体験なのかどうかはよくわかりませんが、そうだったらいいなとワクワクします。

目に見えないことは　見える人にしかわからない。

スピリチュアルはそんな世界ですよね。

そういう世界だからこそ見えてくる解決策もあるわけです。

私の場合、合わない人は自分と波動の合わない人。無理をして、自分の波動やオーラが損なわれて、体調不良を起こすなら、手放ししてしまえばいい。

こういう解決策に行き着いたのです。

瞑想中、色んな声も聞こえます。

脳内カフェ・テリアで話し合う自分とは明らかに違う声。いつも3人分の声があります。

その声からも手放しは悪いことではないと言われます。

少し気持ちが軽くなりました。

もう一つ瞑想を習慣化して気持ちが軽くなった事は

自分は自分のままでいい。ということ。

これまでも　人は人、自分は自分で生きてきましたが、社会で暮らすなら、そればかりでは円滑な人間関係を築くのは難しいし、それを貫くなら、自分軸がしっかりとしていて、ちょっとやそっとのことでグラグラとグラつくようなメンタルではない、強い精神がなくてはならない。

何かあると、しょっちゅう脳内カフェ・テリアで
あ～だ、こ〜だ言ってるようでは、人は人自分は自分の強い境地に達するのは難しいだろう、と。

そう考え、瞑想するうちに　ようやく、良い意味で
人は人、自分は自分。自分は自分のままでいいよ。と思えるようになり、成長したな、と感じます。

これから先も色々あると思います。
これからも瞑想習慣を続けて、心を整えつつ、自分に正直に　楽しく穏やかな人生を送れれば、きっと素敵な終幕を迎えることができるでしょう。

曇り満月の今日。その光を浴びて、また少し心穏やかになりました。

#創作大賞2023