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六十干支④~(31)甲午について~

六十干支④
~(31)甲午について~

このシリーズでは六十干支ついて解説してきます。

今回のシリーズでは、五行ごとにまとめて解説していきます。

木性の陽・・・甲(こうぼく)の干支

干支番号31 甲午(こうぼくのうま)

夏の樹木

甲~樹木
午~灯火、夏 

夏の暑さに樹木が喘いでいる状態。
葉が幹にお生い茂っているが、樹木の側で強い灯があるため幹の中は脱水状態。
水分(雨)を与えられること待っている。

宿命に甲午を持ちの方(主に日干支)
・物事に対して純粋で、人を疑うことは苦手でお人好し
・物静かな外見からわかりくいですが、内面の葛藤が多い人
・家族や友人へ愛情深い
・コツコツと積み上げる努力ができる
・こだわりが強いため自分の成果・結果に満足できない
・感性が豊かで芸術表現の才能あり

宿命に甲午を持ちの方(主に日干支)のありがたい五行(精神を整える五行)とは?
真夏に大樹であるため、幹や葉は水分を欲しています(雨が恵みとなる)→水性
金生水(きんしょうすい)と相生関係で水を生み出す金性もありがたい五行となり得るが、
午(灯)の火性のエネルギーが強いため、活かしにくい。
また、金性は日干支の甲を切り倒す(金剋木)ため活用はほかの干支(年干支、月干支)とのバランスを見る必要があります。

精神を整える五行を生き方に活かすには?
・物事の原理原則を学ぶ(歴史や哲学、世の中の理など)
・古きもの伝統的なものに触れて、静かな環境で過ごす時間をつくる
・旅行や体験型の学びを実践して、学びを人へ伝える
・いつもは控えめな方多い甲午(日干支)ですが、自分の考えを伝え、行動してみる。

甲午が日干の方は、「辰巳天冲殺」
辰巳天冲殺の特徴は、
自分の生家を早めにでて独立することで人生をきりひらけます。
体力的な強さはあまりありませんが、世の中が動乱期の場合、自身の能力を発揮できます。

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甲午は、
真夏の暑さに耐えている樹木のように忍耐が強い人です。
お生い茂っている幹は豊かな才能を表しています。
才能を発揮するためには、暑さを乗り切るための環境(水性)を生き方にとりいれましょう。
また、愛情深く配偶者にも尽くす人が多いです。

次回は「41番干支 甲辰」を解説します。 
お楽しみ!

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