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天冲殺とは?(その2)

天冲殺について②

天冲殺は「虚と実がぶれる時期」です。
現実世界の行動に注意が必要な時期です。

天冲殺は生まれた日から6つに分類することができます。

①子丑天冲殺
②寅卯天冲殺
③辰巳天冲殺
④午未天冲殺
⑤申酉天冲殺
⑥戌亥天冲殺

それぞれ特徴があります。ひとつひとつ見ていきましょう。

①子丑天冲殺
北方が不自然な天冲殺。
北方世界は、目上・先祖・父親との関係が分類されます。
そのため、目上や上司、先生とのコミュニケーションがうまくいきにくい、引き立てられにくいという特徴があります。
子丑天冲殺の方は「初代運」ともいい、先祖や家系からの助力を得にくいため、自分の意思・努力で人生を切り抜く力を持っています。

・苦労が多くてもコツコツ積み上げることができる
・人生の中年期以降に開花しやすい(目上の人がすくなるから)
・人には穏やかに接する
・反骨精神がある
・頭の回転がはやい、冷静・的確な分析力がある
・組織人ではなく自由業向き

②寅卯天冲殺
東方が不自然な天冲殺。
東方世界は、友人、母親、兄弟が分類されます。
そのため、社会性に欠点や弱点をもちやすくなります。
また、母親、兄弟、友人との縁が薄い要素があります。
子丑天冲殺とはことなり、家系の恩恵を受け取る「2代目運」の要素があります。
自分の役目や役割をしっかり理解しテキパキと仕事をこなしていく「働き者」であり多忙な人生を送っていきます。

・小さなことにこだわらない「思い切りがよい人」
・用心深さが不足しており、大雑把な面がある
・親、家族思いで愛情深い人(ぶっきらぼうな表現でなかなか伝わりにくい)
・恋愛はいつもまじめで誠実

自身は母親などの縁が薄いため「家族への思い」が強く、自分の家庭を大事にすると意識が強い人です。

③辰巳天冲殺
天頂が不自然な天冲殺。
天頂世界は、現実世界から離れた精神世界が分類されます。
そのため、天頂世界が欠損している辰巳天冲殺は現実主義に志向します。
良い意味で「損得志向」が生き方に反映させるます。
家系からとびだす運であるため、早くから生家をでて独立していくことで運が開けます。

・ドラマチックな起伏が激しい人生になりやすい
・自分の内面を言葉にすることが苦手、行動で「在り方」を見せていく
・冷静やタイプ、情にあついタイプと両極端になりやすい
・動乱期に道をきりひらく人 生涯にわたり休息がなく、肉体的なエネルギーを消耗していく

常に「自分は何をしていくか」を自身に問い、その道をきりひらく人です。

ここまで6つの天冲殺のうち3つを紹介しました。
次回は残り3つを紹介します。

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