辰巳天冲殺の方へ（その１）

2024年2月4日より辰巳天冲殺の方は2年間の「天冲殺年運期間」に突入します。
辰巳天冲殺は日干支が31（甲午）～40（癸卯）の方が該当します。
同じ天冲殺グループですが、期間中に気を付ける点が異なります。
今回から2024年それぞれの注意点について紹介します。

①日干支が甲午の辰巳天冲殺
2024年の年運に貫索星がめぐってきます。
貫索星が年運にめぐる期間は、自我が強く、自身のやるべきことに一途にすすむことができる特徴があります。
また、ひとりで集中して物事をすすめたくなる時期となります。

ですが、天冲殺時期はこれらが「不自然に作用」します。
視野が狭くなりがちで周りの状況がみえにくくなります。
自分の思うように進めようと無理をすると、かえってことがすすみにくくなってしまうこともあります。

ではこのような場合、どのようなことが必要か・・・
無理してもことを動かせない場合は、一呼吸（一休み）をしながら「周りの状況」をしっかり見直していきましょう。
本来、辰巳天冲殺の方は一人で物事をすすめることが得意な人です。
状況判断も冷静にできる人ですから、「そんな自分が・・・」といういう時は、いったん立ち止まり周りをしっかり見てみましょう。
「焦らず、ゆっくり」を意識していきましょう。

②日干支が乙未の辰巳天冲殺
2024年の年運に石門星がめぐってきます。
石門星が年運にめぐる期間は、周りの協力を得ながら自分の目標へ進むことができやすいです。
自分のやりたいことや思いを周囲に伝えることで協力者を獲得しやすくなります。

ですが、天冲殺時期はこれらが「不自然に作用」します。
周りの協力を得にくいと感じたり、自分の想いや言いたいことが伝わりにくいと感じることがあるかもしれません。
そのような時に強引に周りを巻き込もうとするとうまくいくものもいかなくなってしまいます。

では、このような場合は何が必要か・・・
「人の話を聴いてみる」ということが大切です。
本来、辰巳天冲殺の方は「現実思考」「自分が何をやるべきか」をしっかりもっている方です。
天冲殺時期はその判断力が鈍ります。
その変化に自分ではなかなか気づけないので周りから「いつもと違うよ」という声がもしあったら、いったん立ち止まって話をきいてみましょう。
「一旦立ち止まり、話を聴く」を意識してみましょう。

次回は、日干支が丙申、丁酉の辰巳天冲殺の方の解説をします。
お楽しみに！