入院中に気になった病院のこと。

素人娘の入院記録💊その15💊

リカバリールームという表示を見つけた。
単純に考えて、recovery「回復」という意味だが、ものすごく具合の悪そうな方がそろっていらっしゃる印象を受けた。

実際どんなお部屋なのか…気になったので調べてみました。
気になったらすぐに調べる、これが私のモットー。


PACUは postanesthesia care unit の略です。
日本語だと、日本PACU研究会(J-PACU)では「麻酔後ケアユニット」という用語を推奨しています。
病院によっては術後回復室あるいはリカバリールームと呼ばれていることもあり、定義はまだあいまいです。

手術直後には多くの問題が起こり得ます(術後痛、悪心・嘔吐、シバリング、出血、神経障害、静脈血栓塞栓症など)。
これらは早期発見し、早期介入することが重要です。
麻酔科が管理するPACUは、手術部フロア内あるいはごく近傍に設置されます。
全身麻酔、区域麻酔、鎮静管理の後の患者さんのうち、ICUやHCU(ハイケアユニット)に入室する以外の患者さんが、一般病棟に移動する前にPACUに入室します。

PACUの目的は、術後患者さんの全身状態への継続的監視と必要に応じた介入によって、安定した全身状態で一般病棟へ橋渡しを行うことです。
PACUに期待されている役割は3つあります。

① 呼吸・循環・意識の評価といった術後安全性の向上
② 痛み・低体温・悪心嘔吐の評価といった医療の質の向上
③ 各手術室を早く開けたり、帰室病棟の作業負担を減らすことによる、効率的運用への寄与

PACU退室基準が術直後の管理のゴールとなります。

PACU退室基準の例
意識 呼びかけにある程度はっきり反応する、せん妄がない。または、術前と同等
鎮痛 Numeric Rating Scale≦5
運動 四肢が動く、術中体位による神経障害なし
嘔気 なしまたは最小限
呼吸 呼吸回数10-25回/分、酸素投与下SpO ≧96%、酸素なし SpO ≧93%、パターンが良い、深呼吸ができる、咳ができる
循環 心拍数が術前の±20%、収縮期血圧が術前の±20%
出血 ドレーンの量と性状は許容範囲、創部出血は許容範囲(包帯材の交換不要)
体温 36.0℃以上、シバリングなし
投薬 15分以内のオピオイド投与なし
懸念 患者に対する懸念(なにか心配)なし

https://j-pacu.jp/pacu.php

病室の入り口にある名前の札の横の色があるんですがそれは何を意味しているのか。
日によって変わっていたので何か意味があると思うのですが…

避難させる時の優先順位ではなく、避難する時の移送方法です。

赤はストレッチャー(小さいベッドね)
黄は車椅子
青は独歩
という区分です。


追記・・・
3色だけでなく、たくさん色があるのでしたら、担当の医師を指していたり、
混合病棟なら、科ごとに色分けされている場合もあります。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1030324595

以前に入院してて同じことを看護師さんに聞きました。青、黄、赤の表示の意味を。
避難させる優先順位です。赤→黄→青の順番だったような。青なら半分くらいの人は自分で避難できると思いますけどね。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1030324595

同じような疑問をお持ちだった方が、知恵袋でお答えしてくださっていました。
でも正しい答えはどちらなのかわかりません。
他に情報は見つかりませんでした…


以上、栞が入院中に気になったことまとめてみましたの記事でした。


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