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適正価格の難しさ

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ジムで走ってきてのんびり~していると、そうか今日はもう木曜なんだな、あと一日何だなって気持ちになります。。。wそんなに仕事嫌いなんかな?というよりも、8~9時間、テキトーなことをしている時間ではなくてちゃんとしてないといけない時間なんですって設定されるのが多分嫌いなんだろうなって、そう考えてみると、本当によく小中高時代どうやって生きていたんだ。。。?みたいな気持ちになってきますね。まぁ結果としてうまく行ってたわけではないんですけど、なんでみんなそういう時間を過ごせるの。。。やっぱり多動性はあるんやろなぁ。

適正価格!いやぁ。。。難しい言葉だねぇ。適正って何なんだろうか?例えばなんだけど、目の前のチョコレート、ダースがあったとして、今はダースは120円ぐらい?わからんけど、このダース1箱とリンツのリンドール一個って同じぐらいの値段なんだよな。確かにリンツのリンドールのほうが明らかにおいしいけど、でも、ダースひと箱の満足度とリンドール1個の満足度は一緒です!って言われても、にわかに信じがたいというか。。。そういう人もいるしそうでない人もいるような気がする。さらにGODIVAとかだともっと上がるし、ピエール・マルコリーニとかだとなんで???みたいな値段になってたりする。

お金を通じて見えてくるもの

ブランドというものが、マーケティング戦略の主要な要素となってから、私たちのお金の使い方というものは一変するというのが、一般的な消費に対する認識で。これは、基本的には人間がある程度の豊かさを享受できた結果、より良いものという概念が生まれたから、そこに傾斜を付けましょうっていうそういうお話。簡単に行ってしまえば、貧乏だったら何食べても美味しいのよね。だから、コンビニ弁当でもコンビニのおにぎりでも、つか、テキトーにその辺の水とテキトーに火を起こして、テキトーに炊飯した米と塩だけで十分食べられる。食べられたら何でもいいよ!っていう世界から、豊かになって選択肢が生まれると、今度は満足度の質を求めだす。お腹いっぱいになって寝れたらいいやーから、コメはコシヒカリが良いとか、肉は牛が良いとか。そういうのが積み重なった結果、ブランドってのが出来上がっていると考えたら繋がるかしら?

しかも、このブランドっていう存在には競争原理も付随する。良いものが欲しいっていう欲求は、ちょっとわき道に逸れれば、誰々よりも良いものが欲しいという比較が始まっていく。より最先端で、より豊かで、よりアピールできてみたいなそういう感じで、自分の良いものから、誰々よりも良いものを求めていく。私なんかはGODIVAは美味しいよなーなんて思うけども、所詮GODIVAなんてのは日本でしか売れてないヨーロッパではまずいチョコとして認識されている!とか、GODIVAは韓国の企業に買われた企業であって、本場のヨーロッパのチョコレートじゃないとか、いろんなことを言ってイメージを毀損してくるよね。まぁそうかもしれんけど、別に私、GODIVAのショコリキサー好きだしなーみたいな感覚でしかないけども、こういう反応を負け犬っぽい反応だと思ったりする人たちは意外と多かったりする。

お金で守れるものもあるのは事実

んじゃ、君の満足度ってどこにあるの??

とは聞きたくなるが、まぁこういう人たちにはあんまりこの問いは届かない。結局、自分の満足度というのは、誰かと比較した先にしかない人たちがいるからね。自分の満足度をしっかりと自分の物差しで測れるタイプとそうでないタイプがいる。どっちがいいかはわからない。私のようなタイプだと、あんまり社会に対しての帰属意識が薄れていく危険性もあるし、逆にそういうプライドみたいなものが高い人のほうが社会的にはうまく行く可能性は高いだろうし。

まぁでも、ひとつだけここでは指摘しておきたいのは、結局私たちの目の前についているモノの値段というものは、意外と個々人の満足度と結びついている。しかし、その満足度というのは、充足感ではなく比較と虚栄心と結びついた満足度なんだなってことなんだよね。

お金で守れるものってそんなに大事かね?

いや、もうわかっているとは思うけども、これだけ豊かであるのだから、何でお腹を満たそうが特に問題はないはずで。私は5人で20万円するフランスのディナーを食べたことがあるけども、それに20万円分の満足度はなかったなぁみたいな気持ちにはなった。ただ、そこに何かしらのストーリーがあったら別なのかもしれないけども、私は自分の人生にストーリー性を求めるタイプではないからなぁ。ご飯に関して言えば、ひとり8000円ぐらいまでがポイントな気がするし、服に関しては1着1万円ぐらいまでがポイントな気がする。お家は広さに依るし、生活スタイルにもかかわるからわからん部分ではあるけども。でも、自分がどこで満足するのか、どこから先は虚栄心みたいなものがこびり付いているのかみたいな感覚はちゃんと持っているといいと思う。本当に私は1000円のランチでも店を選べば全然満足するんだよね。まぁデートするのであれば、少し考えるけど、でもいきなりどっかの有名なお店!みたいなのは選ばないというか。最近は、夜に外食をほとんどしなくなったからなおのこと、そういう消費の世界からは手を引いている感じですね。

まぁ、消費の話をし始めると価格の話とは少しズレていくので、今日はここまでかな。満足度と虚栄心のお話。人と比較しているのかしていないのかは自覚的になったほうが、おそらく人生生き易いわよ。

お金で何を買っているのかを自覚するといいかも

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