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【ピアノ初心者の30代サラリーマンがコンクールに出場するまで】⑬

<7/4のレッスン記録>

2週間ぶりのレッスン。
先生の提案で、スマホで動画を撮りながら通しで弾くことに。

まぁこれが散々だった…

本番さながらでミスしても弾き直さないように気を付けたが、1か所ミスすると混乱し次の音も引っ張られてミス。初めから緊張していたからか、指が終始震えていて音が所々抜ける。止まっても瞬時に再開出来ず、前の音からの続きを頭の中で辿って弾いたこともあり間が空く。

弾きながら、恥ずかしさと悔しさが込み上げてきた。

ここ1ヶ月、胸を張って「頑張った!」と言えるくらい練習をした。
いや、頑張った気でいただけかもしれない。
家での通し練習は少しずつ形になってきたが、苦手としていた部分を少し克服しただけであって、人前で弾くという意識、自覚が欠如していた。
何なら本番まであと2ヶ月あるし大丈夫、間に合うだろう。他の曲もやってみようかな、くらいの気持ちでいた。

完全に自惚れていたのだと思う。
少し伸びた鼻を、完全にへし折られた気分だった。

家ではハノンのスケールを準備運動として行い、課題曲を弾く(気分次第で今までに習った曲)という流れで、練習したらピアノの前に貼っているカレンダーに印をつけてきた。
これを見て、よく練習したな~と満足していた。

4月からつけ始めた練習カレンダー

でもこの習慣については、先生も同意してくれた。
先生は苦手な箇所を何度も練習し、出来た回数だけ正の字を書いてカウントし「これだけやったから大丈夫」と言い聞かせるそうだ。

しかし、私の場合はただの自己満で終わっていたのかもしれない。
恐らく、これまでは本番の為の練習ではなく、レッスンの為の練習だったのだろう。
あまりにも日々の練習の中身が薄いことを痛感させられた。

勿論先生とはレベルが違うが、今後意識を変えて練習に取り組み、本番前にこのカレンダーを見返した時に、初めて心から「これだけやったから大丈夫」と自信を持って本番に臨めるのだろう。

帰りにファミレスに寄り、忘れないうちにレッスンノートを記して一人反省会をした。

毎回課題が増えていく。道のりは長い。。
本番まであと53日…(@_@)

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