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【製本のある暮らし】 少しずれてるうちの娘と成功の道。



綴人の note にお越し頂き、ありがとうございます。



私 「おまえ、これがだめだったら就職だからな!」

娘 シクシク・・・(泣)

予備校担任 「ダメだからって簡単にランク下げて東京に行きますじゃ、その先に何があるの? そんなのただの観光じゃん!」


浪人をしていたうちの娘、いよいよ大学の志望校を決める段になっての3者面談。かみさんはこの緊張に耐えられそうもなく私に「行って。」というので、のヒトコマ。私も予備校の担任の先生もこの子は芯の強い子で、やれば出来ると知っていたので、退路を断つという意味でのセリフでした。
結果、希望通りの大学に入り、そこでソウルメイトとも出会い、素敵な時間を過ごすことが出来ました。
後年になって「この人達、なんて人なの。」と当時うちの娘は思っていたそう。

いや~、悪い悪い。(*^-^*)

うちの娘、高校受験もこんなでした。
地域では一番の進学校を希望、その理由は「お兄ちゃんが行ったから。」

おいおい、うちの娘、そんな理由かい!

ギリギリまで点数は届いていなかったのだけれど、最後の最後のテストで合格ラインを越へ、後悔が無いようやれ!という担任の言葉に押され受験。
大丈夫と太鼓判を押された子達が落ちた中、みごと合格!


うちの娘、普段はフニャフニャしていて、動作も話し方もフニャフニャ。ある時、電車で見知らぬお婆さんに話しかけられ、「貴方、いいとこのお嬢さん?銀の食器でお食事している?」と勘違いされるほど。

そんなことあるかい! 家じゃのっぺ食ってるわい!!(郷土料理のこと)

うちの娘が大学のとき、かみさんの肩が石灰化して腕が上がらず痛みが続いて苦しんだことがあって、その事を大学の同級生に話し大爆笑したことがあった。その友達に「あんた、お母さんが大変な時によく笑えるね?」と呆れられたそう。

笑いのツボがおかしい?

これも大学生の時、訳あって実家に2週間ほど帰省したことがあって、アパートを出る際、大きい方のトイレを済ませ出発。
帰省が終わりアパートに戻ると、もの凄い、本当にもの凄い悪臭に仰天し、死体でもあるのではないだろうか、と恐怖に耐えながら部屋を捜索したそう。そして見つけた原因は、大きい方のトイレを流さず2週間そのままだったという。2日ほど部屋に居られず街を彷徨ったとも。

バカ野郎!!

卒業後親子3人での夕食の時、私が革漉き用に買った大理石が届いたという話をしたところ、なぜか腹を抱えて爆笑するうちの娘を私もかみさも???

何がおかしい?

またある時、私がかみさんに「今年の運勢どう?」と聞いたところ、また腹を抱えて爆笑するうちの娘。

え?、何がおかしいの?

そんなうちの娘、耐えて耐えて、でも確実に希望を叶えてきて、本人も「耐える事には自信がある。」と言うからあっぱれである。






現在私は、6月の個展に向け制作に没頭する毎日で、頭の中は複数のタスクを処理するというリラックスを忘れた状態です。それはそれで楽しいのですが、問題は眠れないということです。突然「あそこはこうしよう!」と夜中に目が覚め、体は起きて作業を始めてしまうのです・・・((+_+))

リラックスしようとすればするほど、潜在意識はリラックスしない状態を想起してしまいますから、リラックスを意識するのではなく習慣にしなければいけないのです。解かってはいるのですが・・・

脳というのは途中になったタスクを不快と感じ、完了させようとする特性があります。私もそれを知っているので、常にデスクは次の作業の準備をして一区切りつけることを習慣にしています。そのデスクを見ただけでスイッチが入り、動作せよ!と脳の指令が発動されるわけです。

という訳で、一旦個展から脳を離すためにうちの娘に登場してもらいました。彼女のねばりは親の私でも感心します。受験での経験は彼女にとって大きな財産になったと思います。その成功体験を身近で見てきた私もかみさんも勇気づけられますし、私の今後のモチベーションにも影響を与えてくれます。


どんな大金を積んでも買えないものを私は持っています。

技術と経験。

私自身が諦めないで、うちの娘のように粘り強く続けていれば、私にはもう成功するより他に道は残されていないのです。
多くの方もすでに持っているものです。お金が無ければ出来ない、と思い込まされてきた脳の使い方を変えさえすれば、人には成功するより他に道は残されていないのです。


ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。




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