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これ好き!「小さいことばを歌う場所」

糸井重里さんと言うと、世代によって思い浮かべるものが違うのではないだろうか。一世を風靡したコピーライターだったり、TOKIOなどの作詞家、MOTHERシリーズのゲームを作った人、釣り人、埋蔵金を掘る番組の人、メイちゃんとと五月ちゃんのお父さん役、など枚挙にいとまがない。そして直近はほぼ日刊イトイ新聞というWebサイトの主催者だと思う。

その糸井さんの、ほぼ日刊イトイ新聞に掲載された言葉から、短く切り出したものを、1ページに1つ載せたのがこの本だ。この本は、結果シリーズになっている。その記念すべき一冊目である。

切り出された言葉は、易しい言葉でありながら、いやだからこそ、詩のようで広がりがある。一方で、国語の教科書に載るような、きれいな、崇高なものというわけでもなく、日常の言葉なので自分たちの生活と地続きだったりする。

毎年一冊でているのだけど、その本が出た時期の出来事が色濃く反映されていたり、考えや表現の変遷がみられるのも、糸井重里ファンとしては、うれしい。

ぜひ、シリーズ通しておすすめしたい。これが最新かな。


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