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<活動レポート> 子どもを持つ社員の家庭へ、収穫米30kgを送付しました(2020.06)

みなさまこんにちは。お米を主食に!プロジェクト公式ノートです。本日も活動レポートをお届けします。(お米を主食に!プロジェクトの概要を知りたい方は、こちらをご覧ください)


第二弾:家族を3ヶ月賄える量のお米を、子育て世帯へ送付しました

この6月に、子どもを持つ社員のご家庭へ、プロジェクトで収穫したお米を30kg送付しました。昨年末に第1回の送付を行っており、今回は2度目となります。

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筆者は普段スーパーで5kgのお米を買うのですが、30kgものお米が届くと、毎回その大きさに驚き、そして嬉しくなります。

日本人の米の消費量をご存知でしょうか?1人あたりの年間消費量が54kg*と言われており、1ヶ月でいうと約4.5kgの消費量となっています。弊社は大人2人、子ども1人のご家庭が多いのですが、ご家族3人のご家庭で言うと、30kgで約3ヶ月分のお米を賄うことができます

*農林水産省 「米をめぐる関係資料」より
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/syokuryo/180727/attach/re_data3.pdf

収穫米は、玄米のままお送りしています。玄米は白米よりもタンパク質や脂質が豊富であり、さらに食物繊維は約10倍、ビタミンB1は10倍以上含まれています。人間が健康を保つために必要な栄養素をほぼ摂取することができるため、完全栄養食と呼ばれています。

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筆者はこれまでスーパーで買った精白米を食べていましたが、会社から玄米が送られてくるようになったため、何気ない気持ちで食べ始めていました。すると、もちもちでちょうどよい歯応えがあり、味もとても美味しく・・・今では玄米のとりこになっています。

玄米を食べ始めてから、明らかに体調が良くなりました。玄米に含まれる栄養素を体が吸収する結果、健康になるのはもちろんですが、「自分も子どもも、栄養価の高い食事ができている」という安心感があり、気持ちにも良い影響を与えています。以前は、ファーストフードやチョコレートを摂取しがちだったのですが、体がそれらを求めなくなり、むしろそうしたものを拒否するようになりました。そしてまた、体によいものを取入れ、さらに健康に・・・という好循環が進んでいます。
自分で始めたわけではなく、「会社からいただいた」という理由で玄米を食べ始め、自然と食生活が改善され、その結果体やもちろんのこと、心や脳まで健康になったという、まさに嬉しいこと尽くし。さらに家計も助かっています。

精米機も送付され、胚芽米や白米も楽しめる

人によっては、玄米より白米が好きという方もいると思います。そのため、会社からは精米機も配布されています。

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(自宅に届いた精米機)

筆者も、ちらし寿司などを作る際は、精米して白米をいただきます。そして、精米により出た米ぬかを家庭菜園の肥料へ活用しています。精米したてのお米や、米ぬかで養分を蓄え育ったお野菜は、どれもとても美味しく、またお米のどの部分も無駄にせず活用できるこの循環がとても気持ち良く、気に入っています。

緊急時の備蓄米や、社員研修など、あらゆる活用を。

昨年度はプロジェクト初年度だったため、子育て世帯から優先的に、収穫米の送付を行いました。今年度は作付面積を拡大しており、全社員にお米を送付する予定です。

最近は新型コロナウイルス感染症や、大雨による災害などで、食糧の調達が困難になる可能性が高まっています。感染症の第一波が襲来した際には、マスクやトイレットペーパーの買い占めが起き、品薄状態が続きました。安全と思われる日本でも、いつ食糧の入手ができなくなるか分かりません。そんな時「自分の自宅 または 勤務先に食糧が確保されている」というのは、大きな安心感につながると思います。

また、日本古来の文化である稲作を通して、ご家族での自然活動や、子どもの学び、心身のリトリートなども可能です。企業にとって、本プロジェクトの活用可能性は無限大です。いろんな手段で本プロジェクトを活用する企業が増えたらと思っています。


(本プロジェクトの企業による活用例)

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本プロジェクトの田んぼがある奈良県別所町も、梅雨を越え、本格的な夏が到来しています。今後は田んぼの様子も、随時お届けしていきたいと思います。

また、本プロジェクトは、複数の企業様に賛同いただき、今年度から作付面積を増やし、規模を拡大しました。お米の生産過程は、社員研修やチームビルディング、社員の家族を交えた稲作体験の機会として活用することも可能です。新しい社会的活動として興味のある企業様はお気軽にご連絡ください。

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