エクアドル★ソーシャルディスタンスなしフライトで移動
2020年夏、ようやくエクアドルに到着しました。
数年前からここに来ることはわかっていたけれど、いよいよ現実になったのね。
ソーシャルディスタンスなしの飛行機で移動
南米って世界中どこからでも時間がかかるイメージですが、
私が経由してきたワシントンD.C.からは乗継ぎ含めて8時間半くらいで到着しました。「当たり前だけど、沖縄からだともっと時間がかかるのだろう。」と、思わず故郷からの距離を考えてしまう。
ワシントンD.C.からは、アメリカンエアラインでの移動でしたが、
乗客にマスクの着用は義務づけているものの
真ん中の席を空席にするなど
ソーシャルディスタンス対策なしの満席!
アメリカ出国前のコロナ検査で「陰性」でしたが
このフライトの後も検査したほうがいいのではないかと
不安になるほどでした。
飛行機の中は密閉空間。搭乗したら運を天に任せるしかありません。除菌ジェルを頻繁に塗りながら機内に移動。
マイペースなエクアドル人。
大体予想はついていたけれど、グアヤキル行きの
搭乗客は殆どエクアドル人。アジア人は私一人で
アメリカ人は夫のみ。そして犬連れも私たちだけ。
私にとっては初のエクアドル人との遭遇です(おおげさ)。
搭乗客のエクアドルの人は家族連れが多くて
「買い物に行っていたのかな。」と思うくらいの大きな荷物を
持っている人もいました。みんな席に着くのも遅い。
そして、シートベルトサインが点灯した後に
「あ~、イヤホン忘れた~」と席を立ち、しまった手荷物を取ろうとして
客室乗務員に注意される人や、イヤホンなしでお気に入りのゲームや
ドラマを観ている人など様々です。あまり日本では見かけない光景だ。
飛行機に乗り込む際には、私の後ろで並んでいた
若いお嬢さんが、おそらく買ったばかりのアップルのイヤーポッドの片方を
飛行機の扉口とボーディングブリッジの隙間から地面に落としてしまい、
パニック状態に。アメリカ人の客室乗務員に「下に取りに行きたい」と訴えていました。英語が話せないようで、ボディランゲージで状況を伝えようと身振り手振りで頑張っていましたが、そのたびに彼女の手や腕が私の体にビシバシあたる。やめてくれぇ。
私の席の隣には、30代前半くらいの若い男性が座っていました。
私が座席下に愛犬のランボーちゃんを連れているのを見て
スペイン語で「かわいい~~」みたいなことを言ってきて
携帯で彼の息子とベージュ色のチワワが楽しそうに遊んでいる
ビデオを見せてくれました。私が簡単な英語でコメントすると、
「おれ、英語しゃべれないから。」と言って
延々とビデオの説明をスペイン語でしてきた。
3本くらいビデオ見せられたかな・・。
かなりのマイペースさ。でも笑顔のかわいらしい
フレンドリーな青年でした。
ホセ・ホアキン・オルメード国際空港に着いたのは
午前一時すぎ。ああ疲れた。しかし、着陸した後も、みんな降りるのが遅い。たぶん日本かアメリカだと「どうなってるいるんだ~」と誰かが声を上げるレベルだぞ。だけど、入国から新しい我が家に着くまでは
まだまだ時間がかかったのです。
(続く)
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