メールマガジン「つるぼけ」配信のお知らせ
6月から、メールマガジンの配信を始めました。
毎週土曜日です。
これまでは、ごく身近な人の中で快く受け取ってくれる人のみを対象に配信していたのですが、今後もうすこしいろんな方に見てもらうのもいいかもしれないと思い、こちらでお知らせします。
***
今私は、大学生のときにやっていた夜間の福祉バイトをしながら、畑をしたり料理をしたり勉強したりつくったりする日々を過ごしています。
言ってしまえば、自分のための(広義の)就労支援と作業所を、自分によって運営しているような感じです。
持て余しつつも不足しているようなアンビバレンスの中、それでもやっぱりいまの日常は自分にとってあまりに狭いと感じるのは確かだ、というのが、この生活の正直な感想です。
その、今私が感じている”狭さ”は、自分の捉え方次第でひろくも深くもできるものだろうとは思っています。
なんて自分は傲慢で怠惰なんだろう、という呆れがあります。
そんな自分をどうにか変えたい、変えなければそろそろやばい、
世界のどこでどんな生活をしていてもある程度安心できるような知性や想像力を、人に迷惑をかけてではなく自分の力と責任の中で蓄えていく必要がある、という切迫感があります。
一方で、この自分の傲慢さや怠惰さ、それによって感じている狭さから生じる焦りや不安や孤独感を、本当に自分だけでどうにかしようとすると、今の私では結局あらゆる気力がどんどん貧しくなってしまって元も子もなくなる、ということにも気づいてきました。
これはある意味では諦めでもあります。
自分にそれほどの強さと賢さがないということがわかってしまいました。
なにかキラキラしたチャンスや出会いが独りでに訪れて生活も人生も一変する、なんてことは、もうたぶん、おそらく、起きません。
着実に、自分で自分の興味関心を育てて、着々と誠実に関係をつくっていくしか方法は無いのだと思います。
きっと、傍から見て劇的に躍進していったように見える人たちだってほとんどは、そういうことを単に猛スピードでやったというだけであり、その結果としてその華々しいめくるめく活躍があるのでしょう。いろんな運の良さや境遇の良さなどはあったかもしれませんが、抜け道をしたのではなく、おなじ道を通っていることは確かだということです。
何も自分に蓄えがない状態ではなににもなれない。
自分でこつこつ蓄えていくということは絶対的に必要なことなんだ、ということに、この年になってようやく気付いた自分の幼さや浅さ。内臓が小さくなるような気分です。
この世界に、これまで私が踏みにじってきた人やものが膨大にあるということを考えると(環境問題や人権的なニュアンスの話というよりは、身近に関わってきた人やものやコミュニティなどについての話)、何をするのも嫌になるし、そんな行いをしたにも関わらず「何をするのも嫌になる」なんて言っちゃう自分が悠然と生きていることがなんておこがましく恥ずかしいことなんだろう、と思います。
でもなんでも地道に続けていけば、その日々の中にかならず目の覚めるような発見や感動やときめきや恵みがあるだろう、とも思います。いや、あります。これまでにもすでに。
だからこそ、私がこつこつ自分でなにかを重ねていこうともがいているのをある程度クローズドなメールマガジンという場においてどうかやさしい目で眺めていてもらいつつ、その生活の中で考えたことや面白い気付きや情報をシェアするので、よければぼんやり一緒に考えたりでもしてもらえたら、というのがこのメールマガジン「つるぼけ」の趣旨です。
内容としては、
毎日の生活の中で考えていること感じたことなどを、毎週振り返るようにまとめた文章が中心です。
写真なども載せています。
このnoteの記事は、結構鬱屈とした文章と捉えられるかもしれませんが、メールマガジンでは読んでいて気疲れするような暗い文章は書かないと決めていて、私なりにできるだけの朗らかさと冷静さを兼ね備えたニュートラルな文面をつくっていくことを心掛けています。
この投稿を見てぜひメールマガジンを受け取りたい、という方がいたら、こちらのフォームからお申込みください。
是非配信させていただきたいと思っています。
登録する前にもっと内容を知りたい、という方は、現在メールを配信している人だけに公開している、バックナンバーをまとめているサイトを事前に共有することも可能です。
その場合はインスタグラムのダイレクトメッセージにて、その旨お伝えください。(こちらが私のアカウントです)
とはいえ解約もすぐできますし、配信自体も無料なので、ぜひお気軽に(でもある程度私への好意と寛大な心を持って)ご登録いただけたらうれしいです。
なにかわからないことなどがあれば、なんでもお問い合わせください。
では!
お待ちしています
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?