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本当に割り箸は環境に悪いのか?

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この記事では、

・割り箸は本当に環境に悪いのか
・その根拠

について解説しています。
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こんにちは。
ρズと申します。

皆様は、「割り箸は環境に悪いのか問題(今命名)」について考えたことはありますか?

「木材を大量に使うのは環境に悪い」
という意見や、
「林業を活性化させるから使うべきだ」
などなど、様々な意見が飛び交う問題です。

そこで今回は、「割り箸は環境に悪いのか問題」について自分なりの意見をまとめてみました。


まず結論から説明します。






割り箸は環境に悪い!!

ということになりました。

自分が小・中学校で習った内容と正反対の結果になってしまって驚いています。

では、その根拠を説明していきます。


①日本で使われている9割の割り箸は中国産

近年、日本では年間約200億膳もの割り箸が消費されています。

林野庁の調査(2012年)によると、日本で流通している割り箸の97%が中国産を主とする輸入品らしいのです。

それもそのはず。
日本産割り箸の値段は、輸入したものと比べて約3倍もするのですから。


②中国産割り箸はCO₂排出量が半端ない

そんな大人気中国産割り箸ですが、まあこれが洗い箸や日本産割り箸に比べて非常に多くの二酸化炭素(CO₂)を排出するのです。

その差はなんと200倍以上(仮想店舗で1年間使用した場合)

こちらのサイトを参考にさせて頂きました。
https://murc.jp/report/rc/column/search_now/sn140602

ちょっと差がありすぎですよね。


補足:「割り箸は間伐材を使っている&日本の林業を支援出来る」という意見について

まさにその通りです。
国産割り箸に限って言えば。

国産割り箸の多くは間伐材(森の地表に日光が届きやすくするために伐採された木材)や端材(建築用の木材などの余った部分)を使用しているため、輸入割り箸に比べて圧倒的にエコロジーです。

しかも林業従事者を支援出来るので、結果的に環境にも良いって場合もあります。

さらに、洗い箸のように洗浄の必要もないので、二酸化炭素排出量が洗い箸よりも少なくなることもあります。

ですがシェア率は3%程度と非常に少ないため、結果的に割り箸を使用することは非常に多くの二酸化炭素を排出することにつながるのです。

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まとめ

日本で流通している割り箸の97%は中国産
中国産割り箸のCO₂排出量は国産の200倍以上

よって割り箸は(総合的に)環境に悪い!

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以上が、「割り箸は本当に環境に悪いのか問題」に対する自分の意見になります。

これらのデータの正確性は保証できませんが、環境に配慮した行動をとるならば、中国産の割り箸を避け国産割り箸or洗い箸を使うことをお勧めします。

ここまで読んで下さり、本当にありがとうございました!

この情報が何かの役に立てば幸いです。


それでは!

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