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"今”考えてほしい、HPVワクチン

ある日のお昼休み、大学で友達とご飯を食べながら

「そういえば私たちの世代ってワクチンの副作用がメディアで話題になって、ワクチン打たなかったよね」

「でも打つべきみたいな話最近聞いたわ」

このような会話が子宮頸がんワクチン接種のきっかけだったのかもしれません。ワクチンについて気になって、帰宅して母に話をしました。すると近所の産婦人科の先生にワクチンについて相談してみようかと母は答えました。

実際に医院を訪ねると、先生からは

「接種するべきだけど、もう少ししたら9価のワクチンが日本で承認されそうだから、待ってみたらどう?」

という返答をいただきました。そしてしばらくしてまた婦人科を訪ねると、

「うちには9価のワクチンはないけど、9価のワクチンを海外から輸入して接種してくれる医療機関があるから調べてもいいかもね」

と教えていただきました。

そしてインターネットで調べたクリニックにおいて接種することに決めました。

正直私は注射を怖いと思わないタイプの人間なので、このワクチンで将来子宮頚がんになる可能性を下げられるのなら打ちたいという積極的な考えで接種を決めました。

母は数年前の副作用についての報道のイメージを強く持っていたらしく、決心を固めた私とは反対に少し不安そうでした。

そしてついに
2020年12月に1度目
2021年3月に2度目
2021年6月に3度目
のワクチン接種を受けました。

私がワクチンを接種した時期は「平成9年度生まれ~平成17年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日)の女性」に対するキャッチアップが行われていなかった時期なので、2、4、9価いずれにしても自費でした。3回で合計10万円弱しました。

副作用としては腕が赤く腫れ、痛くて腕を上げづらいことくらいですみました。

たしかに副作用は稀にあります。ですが、どんなワクチンにもそのリスクはあります。

将来の子宮頚がんの罹患のリスクを防げるこのワクチンについて、考える女性が増えてほしいと願っています!


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