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経済の話。①

こんばんは。コロナ半端ないですね。少しでも多くの方に当事者意識を持って行動してほしいなと。

ただ単に自粛するのもいいですが、その時間をより質のいい時間にするもしないも自分次第やなーって思ってます。

みんなでこの際学びを深めましょう!!!



今回は要約シリーズ。

経済の話

難しい。でも面白い。あえて専門用語を使わずに説明しているので頭に入りやすいかたも多いかなと思いました。


ほな書いてきやす・・・




■「言語」と「余剰」の二度の大きな飛躍

・8万2千年ほど前、人類は初めて大きく飛躍しました。人間はただの唸り声ではなく、言葉を発するようになった時です。

そこから7万年ほど前、『農耕』を発明しました。ここで初めて「経済」と言われるものが生まれたいうことになります。

人類が『農耕』を発明したことは歴史的なことで、それは人類が自然の恵みだけに頼らず生きていけるようになった瞬間です。


ここから社会は劇的に変わっていきました。農作物の生産により、初めて経済の基本となる要素が生まれた。それが『余剰』になります。

*余剰:自分たちと食べる分と翌年の収穫のために植える種以外の余った作物が余剰。余剰=将来の備え


そしてこの余剰を記録するために『文字』という概念が生まれました。




■硬貨の誕生の秘密

・皆さんは硬貨はどのように生まれたと思いますか?

僕はずっと取引に使うために生まれたのだと思っていました。でも実はそうではありません・・


農民が少なくともどれだけの利益を享受できるかを記録するために実際にはありもしない仮想の硬貨の量を書き入れていました。

だが実際に硬貨が作られていたのは、それよりもずっと後になってからです。ただ遥か昔から仮想通貨みたいな概念は存在していました。




■格差はなぜ広がった?

・世間の格差は二つの形で拡大していきました。

①グローバルな格差。これによって極度の貧困に苦しみ続け、一部の国は有り余るほどの力と富を享受している。そして豊かな国はしばしば貧しい国から奪い続けることでその地位を安泰している。

②社会の中での格差。貧しい国でも一握りの金持ちは豊かな国の金持ちよりも金持ちということがあります。

どちらの格差も元を正せば、経済的な余剰となり、その余剰は農耕という人類最初のテクノロジー革命から生まれた。つまり、余剰が生まれた段階で経済的な格差が生まれることは決まっていたということになります。


また、人間の特徴として自分が何かを持っていると、それを当然の権利だと思ってしまう。何も持たない人を見ると、同情してそんな状況に怒りを感じるけど、自分たちの豊かさが彼らから何かを奪った結果かもしれないとは一切思わない。つまり僕らは知らぬ間に貧しい人たちから何かを奪ってるかもしれないと。




■市場社会の誕生

・市場社会=資本主義のことになります。いくらで物が売れるか、それが全ての世界になります。

例)夏のある日。みんなで海辺で遊んでいた。Aさんが海に飛び込んではしゃいでいて、みんながその光景を見てゲラゲラと笑っていた。


この空間はまさしく素晴らしいものだと思います。つまり、心が満たされるということ。このような状態はまさしく「いいこと グッド」ですよね。
ただ経済学の中でも「グッズ」という言葉を使います。店で並んでるものやアマゾンで売っているものが「グッズ」と呼ばれます。こちらは「商品」と呼ばれます。

では、「商品」と「グッズ」はどう違うのか?


このAさんが作り出した空間が、誰かが「お金を払うからもっと面白いことをしてくれ」と頼んだら、Aさんは変に緊張してしまいます。お金をもらえると考えた途端、面白いことが言えなくなる可能性がありますよね。

つまり、お金を払うと言われたら、人助けの喜びや冒険のワクワク感がなくなってしまう。この失われたものはちょっとばかりのワクワク感の埋め合わせにはならない。



商品とは幾らかの金額で「売る」こと。それが商品であるなら、お笑いにもダイビングにも市場価値がつきます。市場価格とは「交換価値」を反映したものになります。

だが売り物でない場合、お笑いにもダイビングにも全く別の種類の価値がある。これが「経験価値」である。

『経験価値』と『交換価値』は対極にある。


今時はどんなものも商品だと思われています。売り物ではないものは価値がないし、逆に値段のつくものは人が欲しがるものだとされる時代です。

でも、これは大きな勘違いで、良い例が「献血」です。

多くの国では人々は、無償で献血しています。誰かのためになったらという善意から献血します。では、献血にお金を払ったらどうなるでしょうか?

無償より血液が集まりにくくなると思います。



また、経験価値の最たる例として挙げられるのが、家族や友人のコミュニティーです。ここの仲間はお互いに助け合います。ある意味でそれも「交換」ですが、商業的な意味はなく、市場の取引とは全く違います。自分が皿を洗い、あなたがゴミを捨てることで家庭内の労働力をやり取りしているだけです。

*クリスマスプレゼントを交換したり、困ったことがあった時にご近所同士で助け合うの同じです。


こうやって身近なものに例えると、経済って面白いですよね。。




今日は以上・・・

また来週✌️

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