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過去の自分に、今の自分が出来ること

皆さまは

過去にどんな経験をしてきましたか?

悩んだり、苦しんだり、迷ったりしたことって

ありますよね。

時が流れて

そんな過去の自分が悩んでいたことを

乗り越えてこられたから

今の自分があるわけで

もしかしたら、

過去の私に何かしてあげることは

もう出来ないんだけれど

今、同じ悩みにぶつかっている人に

出来ることがあるかもしれない。

アパレルメーカーで28年お仕事をさせて頂き

ちょうど40歳になった頃だったかな

お店にいる間は、

すっかり忘れているんだけれど

家に帰って一人になると

この悩みが現れて不安になっていました。

これからの将来のこと

キャリアのこと

考えれば、考えるほど、

答えが見つからなくて不安で眠れなかった。


販売しかしてこなかったし

アパレル以外のことは分からないし

転職するにしても年齢的に厳しいし

そして、

なんといっても

私自身、この仕事が大好きで

出来ればずっーと

一生やっていきたいって思っていました。


でも、どこかで

後輩に譲っていかなくてはという思いがありました。


2016年8月

アパレルメーカーを退職しました。

理由は色々あるんですけど

会社がファンド会社と合併して

負債店舗の退店やリストラがあり

このタイミングで

私、やり残したことは、もうないなあって思えたから

退職を決めました。


この時点では、

何をするなんて、何にも決めてませんでした。

今考えると

無謀というか、世間知らずというか

笑っちゃいますね。


2018年

私が店長時代

お仕事のバイブルとして読ませていただいていた

ファッション販売(商業界)に当時

販売員さん向けのコラムを掲載していらっしゃった

兼重日奈子先生(ねぎらいカンパニー代表)と

偶然、フェイスブックでご縁を頂きました。


https://www.facebook.com/hinako.kaneshige?__tn__=%3C


外部からでもいいから

販売員さんたちと

ずっーと関わらせて頂きたい

そんな気持ちから

兼重先生のご指導のもと

ねぎらいカンパニーの認定講師として

商業施設の店舗の外部マネージャーという

活動をスタートさせることが出来ました。


2019年

名古屋市内のある商業施設で

1年間のOJT研修がスタートしました。

業種も様々で

今までの組織の中で

店舗の店長さんと関わってきたやり方とは

異なることも沢山あるんだけれど

今の自分の役割の中で

出来ることと出来ないこととの間で

悩みながら1年間の研修が終わりました。


その時に出逢った多くの店長さんが

20代そこそこで店長になり

オープニングで採用されたばかりでした。

一番年上だからと言う理由で店長に抜擢されたそうです。


前職で販売経験が全くなく

スタッフからは、毎日のように

どうしたらいいですか?って聞かれるし

本部の人からは、

売り上げが悪いって怒られるし

正直、店長なんてやりたくなかった。

もう、仕事辞めたいんです。


追い詰められていたのか。

最初の面談で涙を流しながら

話を聞かせてくれた店長がいました。


私自身も18歳で店長になりましたが

すぐ近くで支えてくださる

上司の方達や年上のスタッフさんがいました。


アパレルだけではなくて

小売業、サービス業で働く人が

どんどん少なくなってきて

お店のオープンに人員が揃っていないのが現実


経験が少ないのに

色々な責任が一気に増えてくる店長という役割

これに耐えきれずに

去っていく人が多いのが現実

販売の現場は離職率が高い業種です。


その時に、

ふっと思ったのが

アパレル時代に一緒にお仕事をさせて頂いた

優秀な店長さんたちの顔

〇〇店長がこの店長の近くに居てくれたらなあって


講師という役割は

どうしてもその期間は、関わることが出来ても

成長を見守りながら、

一緒に伴走出来る時間は限られています。


自分の力で答えを見つけられる店長

自分の力で成長していける店長になっていく過程で

きっかけをくれたり、寄り添ってくれる存在って

とっても大切で必要なんです。


昨夜、こいけん起業塾のご縁で知り合った

mariさんに自分の思いを聞いていただきました。


私がいたアパレルメーカーには

沢山の優秀な店長さんたちが在籍しています。

ただ、この店長さんたちも

40代の頃の私と同じことで

悩んだり、不安を抱えているのが現実

年齢的にいつまでお仕事が出来るのか?

店長という役割に自分がいることで

次世代のスタッフが次のキャリアを見つけられない。

とは、思っていても

販売しかできないし

転職するにも年齢的に厳しいし、、、

わっあ〜 過去の私と同じ悩みじゃん


そして研修先で出逢った

次世代の店長さんたちの悩み、、、


一般的な派遣会社は、沢山あります。

アパレルだとスタッフの人員不足を

補う為や催事、イベントなどで

派遣さん(マネキンさん)を依頼することがあります。

その多くのマネキンさんは、

一時的なお仕事が殆どで

過去に販売のお仕事をしていたから

人間関係のややこしさに関わらずに働けるとか

高額な日給がもらえるとか

そんなマネキンさんが多いのも現実


ニーズに合わせることが出来れば

それは、双方にとって

これ以上嬉しいことはないんじゃないか?


研修講師、派遣(マネキン)外部から

お店を支えるカタチって

今、私が思いつくのってこのくらいしか

ないんだけれど、、、


本当に必要なところに

必要な人材がいること


仕事のやりがいって

人に感謝されたい

役に立つことで認められたい


mariさんにお話しを聞いていただいて

3年後にこの事業をやると決めました。


その3年までの間に

販売員の次のキャリアの選択肢の枠を

広げられるようになる為に

私の出来る価値提供で

経験を増やそうと考えています。


お片づけ〜クローゼット診断〜生前整理

お片づけの専門家になりたいのではなく

自分でやってみることで

経験したことを販売員さんに伝えることが

自分の中のゴール設定


過去の自分が悩んでいたことと

同じように

次のキャリアが見えない

未来に対して不安を抱えている

販売員さんの背中を押すことが出来る

自分になること

限られた時間をかけて

やり切ると決めました。


やり方なんて

全くわからない

やりながら、

少しづつ、カタチが変わっていくかもしれないけど


変わらない軸の部分は

義理人情(先義後利)

風の時代には重たい感じなんだけれど


大阪商売人の町舟場で

社会人の一歩を踏み出した

私にとっては、

過去の私を支えて下さった沢山の方々への

恩送り(ペイ・フォワード)なのかもしれません。


#RE:ZAKKA

#ショップ再生請負人


































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