【モンキ】おぼえ書き_112　　双極性障害と生きていく　その17

みなさんどうも。「モンキ」です。
私は双極性障害のうつ状態により、９か月間休職をしていました。
なんとか復職できたのが去年の１０月。それからおよそ一年が経過したことになります。
今回は、一年経過して思っていることについて書いていきます。

この一年をひと言で総括すると「長かった」につきます。
本当に長かった。
よく言うじゃないですか。あんなこともこんなこともあったけど、過ぎてみればあっという間だったよ、とか。
年取ってくると、一年なんてあっという間だよ。もう正月が来ちゃった、とか。

そんなことあるかい。
毎日毎日長くて長くて、ゼイゼイ言いながら一週間を過ごして、本当に長かったと言いながら一か月を乗り切って。
やっとこ一年。
うそでしょ、まだ一年なのか。
あとどんだけあるのよ、こんなの。
早く終わらないのかよ、こんなに苦しいの。

すみませんね、しょっぱなから後ろ向きな発言全開で。
でも、正直な感想です。
一年頑張った達成感より、疲労感の方が大きい。
疲れた。
あー疲れた。
一杯飲まなきゃ、やってられるか（笑）。

そんなわけで（どんなわけだ）、この長かった一年を振り返ってみます。

昨年１０月の復職後しばらくは、短時間勤務をしていました。毎日６時間×５日。
作業エリアも限定してもらっていました。
この頃は、罪悪感でいっぱいでした。
一人前の仕事が出来ない。周りからはお荷物と思われているのではなかろうか。
そんなことばかり考えていました。

苦しみながらもなんとか冬を乗り越えることが出来て、春になって、気候に誘われるように一歩前進してみようかなという気持ちになりました。
会社とも話し合って、５月の連休明けからフルタイムに戻しましょうということになりました。
作業エリアもフルタイム用に拡大しました。

これで良かった点は、罪悪感が薄れたということです。
やっと普通に他社員と会話をしてもいいのかもと思えました。
それまでは、こっそり出社してこっそり帰っていたのですが、みんなと一緒の勤務形態になれて嬉しかったです。

そうしてフルタイムにも慣れてきた９月頃、今度は新しいエリアの仕事をしてみないかと会社から提案がありました。
新しいエリアの仕事ができるようになると、本当の意味で一人前になってくることを意味します。
これが出来るようになれば、土日出勤や夜勤も担当することが可能になるのです。

でもこれは正直言って不安でした。
新エリアの仕事がどうのというよりも、その先にある土日出勤や夜勤のことばかり考えてしまっていたのです。
平日出勤して土日休みというルーティンが崩れても大丈夫だろうか。
土日出勤や夜勤は一人で担当する時間帯があるけど、何か起きたら自分一人だけでどうしよう。
そんな風に、まだ起きてもいないことで頭がいっぱいになっていたのです。

こういうことを自分一人で抱えていてもよくないことはこれまでの経験でもわかっていたので、正直に上司に相談しました。
そうすると、そんな先のことは何も考えなくていい。
目の前のことだけ考えていればいい、と言ってもらえて。
じゃあやってみようかということで、新しいエリアに取り組むこととなりました。

新エリア担当初日、思いのほかスムーズに業務を終えることが出来ました。
とても嬉しかったです。
つい軽口も叩いて、全然問題ないと上司に笑顔で報告しました。

その時です。
多分、上司に悪気はなかったのでしょう。
「今年度中にどこまで仕事範囲を増やしていけますかねえ」と言われたのです。

突然、高いところから突き落とされたように感じました。
ものすごいプレッシャーと、怒りが襲ってきました。
先のことは考えなくていいと、目の前のことだけやればいいと、そう言っていたじゃないか。
話しが違うだろう。

翌日、会社に行けませんでした。

翌々日、なんとか頑張って会社に行くと、上司から謝罪されました。
新しいエリアの話は白紙。更に、当面は作業エリアも少なく限定するというのです。
上司から「もう一度、最初からやり直しましょう」と言われました。

そして、現在に至ります。

なんだか、まとまりのない文章になってしまいました。
今は頭の中も、ぐしゃぐしゃなもので。

長かった一年はこんな感じです。
果たして、私は前に進めているのでしょうか。
その場でじたばた足踏みしていただけのような。
そう考えると、ものすごい徒労感にとらわれます。

でも、もし進めていなくても、じたばたしていたことは無駄じゃないですよね。
そうこうしているうちに、筋力はついたかもしれない。
前に進む準備が整ったかもしれない。

さあ、もう一回やろう。
ボロボロでも、かっこ悪くても、とりあえず立ち上がろう。
これからも前へ、時には後ろに引き返しながらでも、自分の足で歩いていくしかないんだから。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
次回は、何か楽しいこと、について書こうと思います。

現在の状態：うつ状態　過食が始まってしまった