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#162 生存報告 240221

 昨日までの数日間、いろいろなことをやり過ぎて、頭がオーバーヒートしていた。そして今朝は、心身ともに絶不調。こんな日はどうするか?休息をとるのだ。しかし、まだ意地悪くも「やらねば!」の強迫観念が立ち現れる。

 借金問題の解決に動くため、法テラスに電話をかけた。電話口の方に借入件数と収入の状況を聞かれる。ここで、昨日まで準備していた資料が活きた。いろいろと聞かれても、大抵のことはすらすらと回答できる。今のわたしは、一度ことばに詰まってしまうと、頭が真っ白になる可能性があるのだ。準備をしてよかった。

 しかしだ。収入が多く、民事法律扶助の要件を満たさないと言われてしまった。こちらとしても、伝えた数字の正確性には自信を持っているため、「そうですか…」という他ない。

 電話口の方も、いま医療費がどれだけかかっているのか等、なんとか扶助の対象と判断できないものかと、電話を保留にしては追加の質問をし、いくつかの更問にも回答したが、最終的には「もし今後、収入が減ることがあれば…またご連絡ください…」と、申し訳なさそうに言われ、こちらも恐縮した。

 電話を切り、ひとりごちる。前回の破産から10年少々、頑張って働いて、正社員になった結果がこれだよ、と。頭を切り替えて、弁護士会のサイトから無料相談の予約を入れた。27日に予約確定とのメールが来たため、この件の続きはそこからでいいだろう…と思って、簡単に切り替わる頭じゃない。

 おうおう!こちらはうつ病様なんだぞ、てやんでえ!法テラスの代理援助(弁護士・司法書士費用の立替)が受けられないなら、いったいいくらかかるってんだい?払えないならもう、自分で申し立てする(すごく不利になる)しかないってことかい?べらんめえ!やってらんねーよちくしょーめ!

 と、頭の中を掻き乱された状態で、続けて、市のコミュニティソーシャルワーカーと繋がるべく、市のWebサイトに載っていた番号に電話をした。地区ごとに番号が違うことを教えてもらう。またかけ直す。電話口の方に事情を話す。結果、わたしの地域を担当している方から、折り返しの電話が来ることにはなったのだが、その連絡は遅くなるかもしれないとのこと。

 未だ連絡はないし、あまり遅くまで働かれると、こちらが悪いことをしているような気分になってしまう。明日でいい。これも、ただ待てばいいことなのだが、わたしのような人間は、それでは落ち着かないのだ。

 気づけば、会社からもメールが来ていた。現在の診断書で休める期日の連絡と、その他こまごまとした事務処理上のお話。了解した旨を返信しておいた。このあたりで、思考回路が焼き切れた。コンビニで買ったパンを食べたあと、昼寝をして今に至る。

 面倒くさいが、これらを投げ出さない道を選んだのだから仕方がない。しかし、前進する毎に身体が拒否反応を示すようなこの体験を経て、ほんとうにわたしは元の社会に戻れるのだろうか?映画『時計じかけのオレンジ』のラストシーンを思い出す。

「完全に治ったね!」

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