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#150 (かっこつけないこと)
うん(いましんどい☠️)
わかった(わからない☠️)
大丈夫(むりです☠️)
ちょっと疲れた(しにたい☠️)
いいね(好きです💜)
どうも(いつもありがとう💜)
ごちそうさま(めっちゃ美味しかった💜)
モテそうなのに(わたしと付き合って💜)
ひとはどうして()をつけて話すのだろう。空気を読むとか自分を律するとか、そうしたことも大切だけれど、それを言い訳にして、言うべきことを言わずに済ませてしまってはいないだろうか。
わたしはずっとずっと、いろんな言葉を()に入れて生きてきた。そうして突っ張ったり、逃げたりするのが処世術でもあったのだろう。おかげ様で40年そこそこ、人生を続けることに成功した。しかしその中で、卑怯な振る舞いや嘘をつくことさえできたのに、()の中にある本音を語ったことは、ほとんどない。
わたしの処世術というのはなるほど、()の中に本音を閉じ込めて、誰にもほんとうのわたしに触れさせないことで、自分を守ることだったのだ。自分より成功している人とか、自分より才能がある人とか、自分より人生を楽しんでいそうな人達から。
人生の折り返し地点を過ぎて、生き方を軌道修正しようとしているいま、わたしに必要ことは何か?明白である。
(かっこつけないこと)
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