見出し画像

美容室2.0 コロナウィルスへ美容室はどう対応すべきか そして、どうやら働き方を見直すチャンスになりそうだ

■ 自社でのコロナ対策方針

レボルでは2月末の段階で会社として、以下のような対応をきめました。

3月1日〜3月14日まで

1)7時間勤務 (時間短縮勤務)
2)時差出勤 (早出勤、早帰り)
3)在宅ワーク (WEBシステムの活用)

現在進行中です。それを今日3月20日まで延長することにしました。

3)については、本社のスタッフ(営業や企画職)で、美容室では難しいですが、1)2)については、美容室現場でも取り組んでいます。

画像1


■ 美容室オーナーのリスク

美容室オーナーからよく相談をいただきます。
お客様との距離が近い、また保健所管轄の美容室は、万全に備える必要はあります。
万が一、自社のスタッフがコロナ感染、これが最悪です。

間違いなく、即、保健所が来て営業停止になるでしょう。
オーナーは、その管理、監督がどうだったのか、問われると思います。

地域での風評被害も計り知れません、一気にお客様の信頼を失う可能性があります。
1人サロン、または小規模でオーナーマンパワーサロンでは、オーナーの感染は、倒産に直結していきます。

不安をあおったり、ネガティブ思考は好きではありませんが、美容室オーナーは、最低限できることはやっておくべきです。

画像2

▼大手サロンの対策は
WWD『テレワークはできない ヘアサロンの新型コロナウイルス対策は?』
https://www.wwdjapan.com/articles/1055627?fbclid=IwAR3QFWb1TXeJSiQeG3hHxYHSbwclgXeTB4clY9Y_WAEefryHWTI11zxRQ_0


■ コロナ対策の具体例、売上への影響

レボルでの具体的な取り組みは

・マスク着用
・次亜塩素酸水で顧客ごとの手洗い・消毒
・定期的な換気
・ミーティングをWEBミーティングに
・食事会等の自粛
・スタッフの健康管理

(普通ですが)上記を徹底するようにしました。

売上については、レボルの直営美容室のやり方は、固定客が多く、さらに周期が短い、プラス次回予約制度をとっているため、他の美容室と比べると客数減が限定的です。

次回予約は直営美容室では80%〜90%程度ですが、これが特に大きいと思います。
なんとなく、美容室にいくことを後回しにして、周期が伸びてしまいます。
しかし次回予約をしているお客様は、通常の来店周期でお越しいただけます。

新規客、フリー客が多い美容室は、大いに苦戦している様子です。

自社の美容室の経営手法(=レボル システム)は、不測の事態に強いとあらためて実感できました。
今後も様々な自然災害、予期できない事態は増えると考えます、そんな中でも安定経営していくのが重要です。

画像3

■ コロナ対策で実感した次世代美容室のあり方

1)ミーティングはWEBミーティングで十分
幹部会議や店舗ミーティング、勉強会をZOOM(WEBミーティングのアプリ)を使用して行いました。

全く問題なく、ストレスもなくミーティングできました。
コロナウィルスの感染リスクを減らすだけでなく、スタッフの移動する時間やコストを削減できました。
全ては無理ですが、今後のミーティングのあり方も考え直せます。

2)一部のスタッフは在宅ワークにすべき 事務仕事は大幅に効率がアップする
「チャットワーク」を活用して在宅ワークをしました。
情報共有、タスク管理、遠隔地でもコミュニケーションをはかることができます。

事務所で働くより通勤時間がなく、集中して作業できるので、精算性が大幅にアップしました。

3)7時間勤務でも売上維持を可能に
もともと営業時間が9時から17時まで、または、18時までの店舗があります。
時間を短縮して売上アップは可能であると実践してきていました。

ですので、コロナによる時間短縮も、何が課題なのるのか想像はできておりましたが、対応できる店舗、できない店舗がでることで、より今後の課題が明確になりました。


4)タイムアップによる生産性アップは十分な改善余地あり
時間短縮と決めるとなんとかできるものです。
スタッフは協力して、うまく環境対応してくれるんだと思いました。
タイムアップの習慣、社風、文化があるサロンは、非常にチャンスだと思います。それとチームワークが重要ですね。

画像4

他の業界では週休3日制、フレックス・時短勤務など柔軟な働き方が出てきています。
美容室でも、まだまだ時間短縮に取り組めることがありそうです。

コロナウィルス予防に万全を期すべきですが、せっかく美容室に来てくださるお客様にネガティブな話だけでもしょうがない!元気に明るく楽しく!そうありたいと思います!

経営者も様々な予定がキャンセルになる中、ピンチをチャンスと捉え、何ができるか、考えてみるいい機会ではないでしょうか?

今後もMGRや店長と相談し、スタッフみんなで協力しがんばっていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?