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Reunionライトノベル

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Reunionのライトノベルのアーカイブです。
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#オリジナル小説

ライトノベル第四章十二話【明日へと響く旋律】

 一曲目から激しい曲を出し会場の熱を高める。ヘドバンが多い曲をセレクトした。続いて、二曲…

Reunion
3年前
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ライトノベル第四章十一話【Reunion初ライブ】

 ライブ当日。その日は朝から意外にも落ち着いていた。いつもならなにかしら気負ったような感…

Reunion
3年前
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ライトノベル第四章十話【Reunion結成】

 俺のソロバンドDOOMSDAYとサポートメンバー三人という構成から、俺たち四人のバンドReunion…

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3年前

ライトノベル第四章九話【新しい四人の道】

 一週間が経過した。その間、三人と連絡を取ることはなかったが、唯一、相楽さんからは連絡を…

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3年前
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ライトノベル第四章八話【過去との決別】

 俺はベッドの上で仰向けになり、目を閉じる。俺のバンド人生はいつも結成と解散の繰り返しで…

Reunion
3年前
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ライトノベル第四章七話【自分と向き合う時】

 俺は視界から三人が消えるまで、その場に立ち尽くし見送った。あたり前になっていたことが、…

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3年前
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ライトノベル第四章六話【三人での待ち合わせ】

 いつもの曜日、いつもの時間、いつものスタジオについたのは、予約の時間の一時間も前だった。さすがにそんな時間から使用するのはまずいだろう。相楽さんなら「構わない。」というだろうが、今日は十中八九、詩音不在での練習になる。詩音の顔で優遇してもらえている面がある以上、本人不在ならそれなりの謙虚な心構えでいなくてはいけない。中に入る前に踵を返すと、真後ろに美琴がいた。 「うわあっ、声くらいかけろよ〜美琴。」 「すみません、奏さん。考え事していたので・・・。」 「詩音のことか?」 「

ライトノベル第四章五話【三人の帰路】

 三人だけで帰るのは初めてのことかもしれない。今の四人になってからは、なにかと四人で行動…

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3年前
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ライトノベル第四章四話【DOOMSDAYにはないモノ】

 ワンマンライブではなく対バンの場合、自分たちの出番が終わればそのまま撤収して帰っても問…

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3年前

ライトノベル第四章三話【今までになかった成功の感覚】

 四人の初ライブとして用意されたステージは、マイナーバンドの登竜門といわれているライブハ…

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3年前
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ライトノベル第四章一話【徐々に見えてくる三人との距離】

 俺は奏と律、美琴という固定のサポートメンバーと出会うことができた。今までと違い、これか…

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3年前
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ライトノベル第三章七話【次はもっと最高のライブに】

「よし。この調子でもう一曲やろうぜ!」  律が流れを変える言葉を発する。美琴のことを迎え…

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3年前
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ライトノベル第三章六話【これからのサポートドラムはおまえだ】

「マジかよ・・・。」  しんっ・・・と静まるスタジオに律の声が響き、それぞれが我に戻る。 …

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3年前
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ライトノベル第三章五話【最高の演奏】

 週末の連休明けに美琴から連絡が入る。俺は、近いうちに時間を作れないかと返事をした。美琴からは週末以外ならいつでも都合はつけられると返ってきた。週の半ばの夜に、奏たちとスタジオで練習をすることになっていたため、そのことは伝えず、日時だけを指定する。彼らがいるとわかれば、引っ込み思案の美琴は身構えてしまうだろう。とくに、律のことを怖がっているところがある。知らずに来たとしても状況は変わらないと思うが、緊張感がずっと続く中で過ごされるよりはいい。美琴からは、あれから自主練を重ねた