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あつ森を通じて子どもに気付かされたこと
ニンテンドースイッチのゲーム「あつまれどうぶつの森」をとおして、小学生の娘に気付かされたことがある。
それは、大人になって、社会で生きる内に刷り込まれた、何となく縛られている思い込みに対して、もっと自由でいいんだよというようなことだった。
家族で「あつ森」を楽しんでいて、皆それぞれ家を持っている。
ゲーム中では、各々の家の内装が評価されて、毎週日曜日にランク発表されるハッピーホームアカデミーというイベントがあるのだが、我が家の評価には、どうも自分の思いとシステムのアンマッチな部分が出てくる。
それがこんな評価だ。
アイテムが散らかっていると評価された。
その理由はどうやらこの子ども部屋だ。
まだ幼い子どもが使うことをイメージをした部屋で、ほしのかけらを、赤ちゃんが握りしめて遊ぶトゲトゲのやわらかいボールに見立てて置いて見た目をおしゃれにしたつもりだった。
しかし、その辺りは私の思いとは反して評価されないようで、収納するか処分しましょうという指摘を受けた。
まあ確かに現実に考えても、散らかっていることには間違いないので、片付けましょうが正解なのだが。。。
すると、「しょうがない、ほしのかけらを閉まうかー」と考えながらブツブツ言っている私に対して、娘が、
「良いと思ったほうでいいんじゃない?」
と言ってのけた。
小学生の娘にカッコいいと思った。
そう。
キレイとかカワイイとか自分が感じて、満足できたことの方を大切していいんじゃないかということだ。
何とかして、評価を上げるために解決しようとか、
何となく、人が求めていることに合わせようとか、
ゲームの中でも、○○しなければいけないという思い込みに縛られていたことに気付く。
このゲームは特に自由なはずだ。
誰に迷惑をかけるわけでもないし、自分が良いと思ったことはどんどん形にして楽しめば良いのだ。
自分より他の何かを優先することは、大人になるにつれ出てくるものだろうけれど、自分の良いと感じた思いまで優先しないのは違うよね。
尊敬すべき我が子へ。
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