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「笑うバロック」バックナンバー601-700(予定)

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インターネットの発展でバロック音楽聴取の環境が幅広くなりました。観ながら聴いて書きとめて、思わず笑いがこぼれたらメモしています。
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2022年10月の記事一覧

笑うバロック(631) 非公式世界チャンピオンのパリ四重奏

バッハのコーヒーカンタータは、18世紀前半のドイツでコーヒーはご婦人方が家庭で嗜む飲み物と…

笑うバロック(630) ジェットストリームアタックを仕掛けるぞ

「3大・何某」好きとしては避けて通れません。 2022年のジェットストリームアタック、バロッ…

笑うバロック(629) モイヨンくんと独特な声の人たち

マルク・モイヨンくんのエール・ド・クール集を聴きました。 相変わらずの声と歌い回し。鼻に…

笑うバロック(628) E・ナカミチ財団に助成してほしい

現在日本音楽コンクールに名を残す「E.ナカミチ」。ここでは賞ですが、賞金50万円は財団が拠出…

笑うバロック(627) ミュゼットのシェリーと3人のジャン

シェリー・グラスキン ブリュッヘンのオトテール・アルバムで知りました。リコーダー奏者みた…

笑うバロック(626) 初めて聞く名前に感動する

20歳くらいから興味を持って40年近くクラシック音楽を聴いていますが、初めて聞く名前には感動…

笑うバロック(625) ジャン・ピエールの「羊飼い」

ミュゼット・ド・クールの新しい録音を、立て続けに2つ聴きました。ひとつは「忠実な羊飼い」の名で有名なソナタ集。 ミュゼットのドローンは、「うるさい」という人がいそうです。 ランパルの流麗なフルート曲として親しみ、ブリュッヘンがハスキーにト短調ソナタを吹き、メルクスやリンデがビエルアルー(このときはドローン調弦の適合する調性のソナタを検討して多様な独奏楽器で)を交えて録音し、その後作品13そのものが「伝ビバルディ」化し、しばらくこの6曲のセットを演奏する人が減ったのではなかった

笑うバロック(624) 「想像がつかないから」と「想像がつくから」

ガッリジョーニ氏のバッハのドゥーブル。ロ短調のパルティータに倣ってらしいけれど、出来上が…

笑うバロック(623) ウイーンのポッペア

ウイーンのポッペア。エロとバイオレンスの物語。 2021年5月6月に新演出版。 終幕のプルティミ…